岸本晃平さん(2015年6月生)
とんでもないアイデアを持ち出して、どんどん人を巻き込んで、6月生のムードメーカーになっていた岸本さん。
彼は何を考え行動し、どんな結果を出したのか!?サムライ君が聞いてみました!
Q.サムライカレーで学んだことはどんなことでござるか?
大きく3点あります。
1.自分のウリ
2.行動することとスピード感の大切さ
3.熱意を伝えることの大切さ
です。
1.自分のウリ
自分の明確なウリが想像力と豊富なアイデアだということ。
この店にこんなものがあったらお客さんはこう思うだろう。
こういうことをしたらこう変わるだろう。
そんなことを考えて、豊富に出てくるアイデアを実際に店に置いてみたときのことをリアルに想像して、それを実現するとどんな風に現実が変わるのかを学びました。現実を曲げて自分のイメージ通りに変えてゆく、これが本当に楽しかったです。
2.行動することと決断スピードの大切さ
100%の成功率なんてないからすぐにやって、やりながら修正していくことが大切ということです。
やってみないと改善点なんて見えないし、やったら意外と簡単に見えてくる。
それにモノになって誰かにみせると、その人も意見が言える。
頭の中にしかない状態ではうまい意見は言えないし、欠点の方が目につく。だから、どんどん実際に行動して、周りの人に見せて、周りの人を巻き込んでいって、さらに大きな行動をする。このスパイラルを作る事ができたのが、この4週間、特に後半でできた、最大の成果でした。
3.熱意を伝えることの大切さ
力を持っている人に積極的にコンタクトを取ってみる大切であるということです。
力を持っている人というのは忙しいから、こっちからアクションをとらないとすぐ忘れられて存在を認識されていない状態になってしまう。
だから、うるさがられるかもしれないけどコンタクトを取ってみる。
しつこいなとか思われても忘れ去られるよりは全然いいのではないかと思うのです。
ちょっとうるさいなと思われるくらいコンタクトを取ること、そして、嫌われないように礼儀を尽くすこと、これを繰り返して、色々な人に協力をしてもらい、サムライカレーで刀を持って写真を撮れる写真館ををつくりました!
Q.サムライカレー1ヶ月で、自分自身が成長したと思う事はどんなことでござるか?
行動力とスピード、周りを巻き込んで1つの方向に向かせる統率力を身につけたことと、
頭の中のイメージを具現化させることが出来るようになったことです。
まず一番変わったのが行動力とスピード。
「すぐ」にやるということが得意になりました。
思いついたらとりあえず考えるのではなく、とりあえずやってみて、やりながら考えるということが身につきました。
また指示の出し方を学んだことによって、周りをどう動かせば物事を進めていけるのかが分かりました。
自分だけで全てをやろうとするのではなく、「誰かが出来ることはその人に振って、他のことをやる」ということが大事です。
それらの集大成として、
自分の頭の中にしか無かったイメージ、アイデアを実際に具現化するということが出来るようになりました。
Q.なぜ、そのような成長ができたと思うでござるか?
全てのイベントで時間が足りない中、常に動いて試行錯誤を繰り返したからです。
やることを書き出す→かかる時間を考える→優先順位をつける→割り振る、という仕事のやり方を覚え、自分たちでやるのではなくスタッフに任せることができるようになりました。
なんでもすぐに試す、「迷うならやる」ことの大切さ。時間が無い中で成果を出すための考え方。ダメだった時、リカバリー。こんなことを日々繰り返しながら、身体で覚えて行くことができたからだと思います。
このようなことができたのは、一ヶ月の間、休業日も含めて休みなくずっと考え続けていた結果です。いい方法がないか考え続ける。そして、考えついたらすぐ行動する。これは、これからもずっとやり続けていきたいです。
Q.「まだ自分には足りない」と感じていることはあるでござるか?
自分のアイデアを人に響かせて巻き込む力です。
今回は言うとおりにやってくれるスタッフが居て、起こす変化は自分の手の届く範囲だった。だからこそ、自分が本気でやりつつ協力してもらうことによって
「サムライカレー」という小さな世界は3日で俺の思う通りに変えることが出来た。
しかし、もっと大きな変化を起こして世界を変えるために、自分で全部やるのではなく、ビジョンを共有することにより勝手にそちらで動いてくれるような仲間が必要。
その仲間を得るためには誰かにビジョンを響かせる力が必要不可欠になる。
小さく作って見せることによって共感させる、
プレゼン一発で伝える、
ブログに書いた文章で徐々に伝えてゆく、
方法はまだ分からないが、
目の前の人を感動し、自分のアイデアに巻き込むことが出来るようになりたいです。
アイデアとアイデアを組み合わせて昇華させる力。
今回私はただお店で刀を持って撮影会が出来ればいいなと考えていた。
そこにfacebookで投稿というアイデアを持ち込んできた仲間がいて、やってみたところ投稿1つで200を越えるいいねと50を越えるコメントという爆発的な効果を生み出した。
1つ、なにかいいアイデアを思いついた。
それに掛け算で爆発を起こすようなアイデアは無いか。
このような思考方法、プロセスで物事を考えたことが無かったので
これからはこっちの方向の力も伸ばしていきたいです。
Q.今後、どんなことに取り組みたいとおもうでござるか?
自分が本当にやりたいと思っていたことに、
作りたいと思っていたものを作るために行動を始めたい。
私の夢は電子ノートを作ることである。
iPadのノートに特化した形だと思ってもらえればそんな感じだ。
アイデアを出す時、A4の紙に手書きしていくのが好きなのだが、
それにはペンと紙という消耗品、それを止めておくクリップボードを常に持ち歩いていなければならない。
紙を補充するのが面倒だったり、今まで書いた紙が邪魔という問題があった。
全ての紙を電子化して、管理が簡単+かさばらない、というところを目指したい。
クラウドに全てのデータが置いてあって検索一発で取り出せる。
1つのノート型端末を持ち歩けばそれでノートに書くこと、保存すること、共有するとこまでイケる。
今回のサムライカレープロジェクトにおいて、
みんなそれぞれ何か考えて見せ合うということがあった。
こういうときもワンタッチで全員の電子ノートにデータを送ることが出来たら非常に簡単になる。
役所の書類なんかも自分の電子ノートに即座にダウンロード、その場で書いて提出。
スーパーのチラシなんかも電子ノートに配信される。
子どもの運動会や学級だより、全ての紙を電子化することに繋げていきたいです。
さらに、この1年後アメリカ留学をした岸本君はいろいろやらかしています!
続きは、こちら!
岸本さんは、自分のブログにも、サムライカレーの体験談を詳細に書いてくれているでござる。彼らが具体的にどんなことをしたのか?どんないいこと、悪いことがあったのかをもっと知りたい人は、こちらもアクセス!でござる。