- 基本情報
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伊藤真優子さん
大学2年生

私は、「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」を作りたかったこと、ゼミの先輩が参加していて安心感があったこと、そして以前から発展途上国に関心があったことから、サムライカレーに参加しようと思いました。
参加前は、「発展途上国=貧困」というイメージが強く、現地にはインフラが整っておらず、清潔さにも欠け、裸足で過ごす子どもたちが大勢いるのではないかと想像していました。
しかし実際に現地へ行ってみると、その印象は大きく覆されました。プノンペンの街には想像以上の発展があり、日本のイオンモールがある光景には驚かされました。一方で、道端で物乞いをする人々やスラムのような地域も見かけ、豊かさと貧困が同時に存在する現実を、目の前に突きつけられました。

このプログラムで特に印象に残っているのは、「売ること」の難しさに直面した経験です。私たちは日本のたこ焼きを現地で販売する計画を立て、価格帯の異なる飲食店30店舗を調査しました。その中で、たこ焼きがカラフルで甘い味付けにアレンジされ、デザートとして販売されていることを知り、驚きを覚えました。さらに、プノンペン大学の学生を対象にアンケートを行った結果、たこ焼きの知名度は低く、試食でも味やサイズに違和感を持たれるなど、厳しい評価を受けました。

そこで私たちは方向転換を決断し、より認知度が高く、子どもたちにも人気のあるパンケーキを選びました。結果として、わずか3日間の販売で、カンボジア人の平均月収の2.5倍にあたる500ドルの売上を達成しました。この経験から、商品の魅力だけでなく、現地のニーズや文化を深く理解することの大切さを実感しました。
その結果、「発展途上国は危険で遠い場所」という固定観念が崩れ、むしろ身近で魅力的な存在に感じられるようになりました。この経験が後押しとなり、帰国後の長期休暇には、一人でベトナム・タイ・マレーシアを1ヶ月かけて旅することに挑戦しました。また、就職活動でもこのインターンの経験は多くの企業に関心を持ってもらえ、自分の言葉で深掘りに応える中で、本当に行きたかった企業から内定を得ることができました。



