2019年8月からJTB主催の元やらせていただいているサムライカレー高校生プログラム。
前回に引き続いて、、、今回は第1期卒業生のI.Sさんインタビューしてきました。
そして、今回も高校生プログラムを担当していたスタッフのサラさんからも当時の様子を話してもらっています。
まず、I.Sさんどんな姿が印象に残っていますか?
1番印象に残ってるのは、宿舎の生活で、「僕、料理得意なんです。実は高校生で競う料理の大会にも出てるんです。」と料理を始めだしたなと思ったら、ハイクオリティーの料理を作ってくれたことですね!!
こんな感じでリンゴで鳥も作れてしまう高校生!!
これには、大学生も唖然の表情をしていました。
また、宗教や地理に詳しくて、私がバックパッカーをしていたというと、色んな質問をしてくれたり、好奇心旺盛な学生という印象でした。
Q.サムライカレーに参加しようと思ったきっかけを教えてください。
A.海外で外国人と一緒に働くことに興味を持っていたから参加しました。
Q.プログラム参加まで(国)どんなイメージでしたか?
A.これから発展していこうとするエネルギー溢れる国
Q.実際参加してみてどうでしたか?
A.いい経験になりました。
いろいろなことを学べただけでなく、カンボジア人や大学生など沢山の人と関わることができ、とても良い経験になりました。
Q.サムライカレーではどんなことをしましたか?
A.カンボジア人のニーズに合った商品を考案したり、販売したりしました。
↑試作商品
↑試作でもらった意見を踏まえて考えた商品
Q.何を販売しましたか?
A.カラフルなベビーカステラ、綿菓子を販売しました。
Q.実際の販売で大変だったこと何ですか?
A.カンボジア人に対して、商品の魅力を伝えるために売り込みをすること。
クメール語が話せないので、書いたり工夫して売り込んでいた時の写真がこちら。
今でも忘れないのが、雨が降る中、一番最後まで売り込みを頑張っている姿を覚えています。
最終販売日の終わりには、「自分の思った以上に売れなかったことが、悔しくて、泣きそうです。」と言っていたことも凄く覚えています。
Q.最後にこのプログラムを通しての一番の成長は?
A.相手の価値観を尊重できるようになりました。
沢山の人と関わることで、いろいろな人の価値観などを学べたことだと思います。
特に、カンボジアの人たちは僕たちと全く異なる考え方や意見などを持っていました。
自分とは違う価値観を尊重することができるようになりました。
Q.プログラムに参加する前、親御さんは心配していなかったですか?
A.全く心配されてませんでした
Q.これから先、(高校卒業後もしくは、残りの高校生活で)どんな風になりたいですか?
A.外国人と共に、世界が直面する問題(特に難民問題など)に対処できる人材になりたいです。
国際関係のニュースとかをみていて、いま世界は多数の困難な状況に置かれていると感じ、そのような状況を打開しなければならないと思うし、解決策を見出すためには、まず世界を知ることから始めなければならないと思うので、世界すなわちいろいろな地域の人々や文化、宗教などを自分の目で見て、問題に対処できるような人になりたいと思いました。
〜最後にスタッフサラさんからメッセージ〜
高校生から、社会問題に目を向けている学生は少ない中で、I.S君のように、世界の現状を把握して、将来社会の様々な問題に対処できるようにしたいという姿勢は凄く素敵だと思います。
中でも、「現地に足を運んで、自分の目で、現状を確認する。」が高校生から出来ているのは、今後の自分の成長に大きく繋がると思うので是非続けて欲しいです。
プログラム中に、想像以上に結果を残せなかったことに「悔しい」という気持ちが込み上げることもあったように見受けられましたが、その悔しさもバネにして、今後、幅広い世界で活躍していけるよう応援しています。
JTB主催!
サムライカレー高校生プログラムの詳細は、こちら!