サムライ伝説その2-2 サムライカレープロジェクト、始動!(「知る」研修編)

back8_1 2-1 サムライカレープロジェクト、始動!(最初のミッション編)
back8_1b  3-1.5日で100人試食会を開催せよ!(原料調達編)

午前中にベッドなどを買い、なとか生活ができるレベルに持っていったあと、午後からは、本格的な研修がスタートです。

サムライカレープロジェクト、最初の数日は「知る」研修と銘打たれており、カンボジア王立大学内にJICAが作った教育機関CJCC(カンボジア日本人材教育センター)での研修です。

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カンボジア安全情報を聞いた後、マーケティングを習うということで、パナソニックで20年以上、アフリカやサウジの販売網を作り上げた人から講義を受けます。

マーケティングの基礎を教えてもらったのですが、それよりも素晴らしかったのが、そのパッション。

彼の信条は「現地人と一緒に育っていくこと」
そのために、現地人から信頼を得なくてはならないのですが、その情熱に、初対面の我々までもが惹きつけられます。

彼の英語は、思いっきりジャパニーズイングリッシュです。(我々にとっては実に聞きやすい)でも、そこには積み重ねてきた実績と、情熱があるので、この英語でもまったく問題なくビジネスができるのです。ビジネスに必要なのは、英語の流ちょうさよりも、何を話すかである。これは、このあとのカレー屋体験の中で、メンバー全員が強く感じることになります。

「私は、カンボジアのビジネスマン」だと言い切ってしまう情熱。すごい日本人はたくさんいるんです。

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すっかり闘魂注入されたメンバーはカンボジア人の学生2名と一緒に市内を視察に行きます。
まずは、自分たちで歩いて街を見ることが大切。それを、現地の学生の案内付きでできちゃうってのが実に贅沢。

ここまでで、長い1日が終わりです。

夜は、元社会主義独裁国家繋がりでできた、北朝鮮レストラン平壌でお食事。

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喜び組の人たちが、異常に上手いダンスと歌で歓迎してくれます。マジで、気持ち悪いくらい上手いです。

ちなみに、彼女らは大学が実施するインターンで3年間きているそうです。
外出などは自由にできないとか…。貧困が蔓延する北朝鮮から、経済成長の活気みなぎるカンボジアに来て、彼女らは何を感じているのか…。
とりあえず、Facebookのアカウントは持っていないといっていました。顔色を見る限り、持っていそうな感じでしたが…。

■カンボジア人100人にインタビューをしてくるでござる

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突然のサムライ君のミッションだが、何をインタビューするかはまったく決まっていません。
午前中は、昨日のカンボジア人大学生と一緒に質問項目作りです。

これからこの地でカレー屋を作るに当たって、自分たちは何を知るべきなのか、何を知っていなくてはならないのか。

サムライカレーの「知る」研修は、「教えてもらう」だけではなく、「なにを「知る」べきか自分で考える」研修なのです。

ディスカッションのなかで選び抜いたいくつかの質問を英語、クメール語併記の質問票にし、100枚コピー!
午後から、実際に街に繰り出し、アンケートを取る!取る!取る!

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カンボジア人っていっても、いろんな人がいるから、ちゃんと意味ある調査にするならどこに行けばいいのか?そんなことを考えながら、チーム編成&場所決め。そして、カンボジア人に直撃!

カンボジア人に英語が通じるかといえば…YesでもありNoでもある。もっというと、場所によって全然違う。そんな言葉の通じ方からも、この国の階層が見えてくる。そして、その階層により、アンケート結果も明らかに違う。

今回の質問項目のひとつは今日のランチはいくらでしたか?なのですが、結果、私も驚きました。持っている奴は、持ってるよ…。

二人の大学生の助けを得ながら、Aチームは50人のミッション達成!

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達成報酬は、コカコーラカンボジアが出している真っ赤な謎のドリンク、サムライパワードリンク!

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A,B班あわせて、86枚のアンケートを入手!さあ、これからどうやって分析するか?

そして、サムライくんからの次なるミッションは、これ!

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土曜日まで、あと3日!
100人のお客さんを呼んで、試食会を開催できるのか!?

サムライカレープロジェクトは、爆速で進んで行きます!

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