サムライ伝説その2-1 サムライカレープロジェクト、始動!(最初のミッション編)

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  サムライカレープロジェクト、始動!(「知る」研修編)

3日間で店を準備し、構想は固まった!さあ、サムライカレープロジェクト、スタート!

などとは簡単にいかないのが世の常。
スタートするにも、法律的にどうかを検証したり、どんなカリキュラムにするか考えたら、受講生を募集しなくてはなりません。

前のふたつは自分たちでできるからともかく、受講生の募集は困難が予想されます。
なにせ、前代未聞のこのプログラム。我々とて「かなりの確率で超絶面白い!」とは思っているものの、実際にやったこともなければ、どうなるかもわからない。一体誰がこんなものに参加してくれるのか…。

が、不安は希有に終わりました。

私が在住しているセブで、英語留学している人にサムライカレー構想を話しまくりました。
そして、blogに書き、説明会を開き、動画で配信し…ということを1ヶ月くらいしたら、1月に4名、2月に4名の、8人の勇者が集まったのです!

こんな謎の、影も形もない研修プログラムに、決して安くないお金を払ってくれる人がいるとは…。日本にも、チャレンジャーがいることを嬉しく思うののと同時に、我々の双肩にプレッシャーがのしかかります。

「ところで、肝心のカレーはどうしよう?」
「シンガポールあたりから、バーモンドカレーとか輸入して作ればよくね?」
「いや、ここで秘密兵器を投入する」

と、いうわけで、「おしゃれバックパッカー、旅作家、料理研究家」という謎の肩書きを持つとまこさんが、メンバーに加わりました。

離婚して、インド

「彼女に、現地で調達できる素材を使って、日本風カレーのレシピを作ってもらう」

■そして、プノンペン

と、いうわけで、主催者3名、レシピ担当1名、研修生3名(一人は卒論の関係で2週間遅れで参加)の7名で、サムライカレープロジェクトがスタートすることになったのです。

2014年1月6日。カンボジア・プノンペン。

7人のサムライが、サムライカレー1号店予定地、CONY BARに集まった。

CONY

と、思ったら6人だけ。創業者、ヨモケン(背がでかい人)は3日遅れで到着である。

CONY BARは5階建てのビルになっており、1階が店舗、2-5階が住居になっています。
このサムライカレーメンバー、通称「サムライズ」には、この3階の2部屋が与えられるのですが…

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部屋にベッドがなく、マットレスが敷いてあるだけという悲惨な状態。
そこで、サムライ君からのミッションが届けられます。

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ちなみに、これはわざとで、CONYオーナーたかやんから事前に
「部屋、ベットとかないんで、用意しておきましょうか?」という提案に対して、私が「不要」と答えたのが原因です。

異国の地で、いきなりベッドを購入するといってもどうすればいいのか分かりません。残念ながら、プノンペンにはAmazonも楽天もないのです。

「わからなかったら、聞いてみよう!」
さっそく、たかやんに聞いてみよう!

「あー。なんかあっちの方に家具屋街とかあるんで、その辺に行けばあるんじゃいですかねー。」

今後も、サムライカレーの業務はこんなノリで進んで行きます。

店をでて、待ちを歩くと、隣の通りに木を削ったり彫ったりして家具を作っているところがありました。そこで働いている大工のおっちゃんに聞いてみると、その隣の通りで販売しているとのこと。地産地消あふれる素敵な土地です。

お店に入ると、木の豪華なベッドに100ドル(10000円)くらいの値札がついています。

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「これは…」
「予算オーバー!」
完全ハンドメイドの本格的なベッドは、いくらカンボジアでもそれなりの値段がするものなのです。

どうしたもんかとおもって隅っこにあるちっこい店にいったら、鉄パイプの折りたたみ式のベッド、発見。

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「How Much?」

残念ながら、英語は通じませんでした。

旅の指さし会話帳 カンボジアが早速役に立つとは…。
そして、会話帳と電卓で交渉した結果、ベッド3台と棚一個で100ドル!
で、その辺のトゥクトゥク掴まえて、屋根の上に棚、座席にベッド三個載せて

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帰宅。ミッションコンプリート!カンボジア、恐るるに足らず!
とりあえず、まだ枕も掛け布団もないですが、今夜は人間らしく眠れそうです。

サムライカレーの1日は始まったばかり。
この先一体どんなおこることやら。

2-2に続く

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