サムライ伝説その1 滞在3日の店舗決定&仮(カリー)オープンパーティー

サムライカレープロジェクトの基本コンセプトは「爆速」です。 Slide24 事前にあれこれ考えすぎてしまって行動を起こせない人が多い日本人。 プノンペンでも、 「韓国人や中国人は決裁権がある人が来てその場で意志決定をするけど、日本人は視察するだけのLooking Onlyだ」 などと言うことをよく聞きます。 そんな日本人の弱点を克服する研修を作れないか? 海外での研修を生業とする(株)JIN-Gの豊田圭一、四方健太郎両執行役員と、海外就職研究家森山たつをが、プノンペンリバーサイドのオープンバーで密談をしていた。 「なんか、カレーとかよくね?」「屋台とか20万円くらいで作れるらしいから、屋台カレー屋やってみましょうか?」 「ところで、明日何する?」 どうやら、ノープランでカンボジアまで来てしまったようです。 「とりあえず、俺の友達でこっちでバーをやってる人いるから、彼にツアーガイドとか紹介してもらおう」 そんな軽いノリで話したことが、急転直下サムライカレープノンペン設立につながっていくということは、この時の我々は知るよしもありませんでした。 ■ノープランでも歩けば棒に当たる 「ああ、わかりました。じゃあ、僕が案内しますよ。昼間暇ですから。」 ということで、翌日11時からプノンペン視察がはじまりました。

「とりあえず、一番栄えているとこにいってみよう!」 と、いうことでセントラルマーケット。 cm 完全に観光のノリですね。。日本企業の視察と変わらん。。 「たかやん、いつも昼間時間あるの?」 「うちのお店は夜6時から営業なので昼間は時間があるんですよ」 「うちら、今度カンボジアでカレー屋やろうと思ってるんだけど」 「まじっすか。うちのランチ営業空いてるんですが、やります?」 「ソレダ!今すぐ、その店に行こう!」 と、いうわけで、たかやんが経営するCONY BARに到着! cony 「やべえ。ここだ!決定!やろう!」 「いいっすねー。ぜひぜひ。」 そんなノリで、本気とも冗談ともつかない感じで、サムライカレープノンペンのお店は決まりました。 その夜、このバーで、現地在住の方々を交えながらお酒を飲んでいると 「いやあ、今度、ここのランチ営業でカレー屋やろうと思ってるんですよ」 「へえ。いつ頃からやる予定なんですか?」 「んー。来年の春とか…。」 「ってことは、半年近く先ですか…やっぱり、アジアの時間感覚とは違いますねえ…。」 普通、レストランを創るのに半年の準備期間は短すぎる気がしますが、どうやらカンボジアではそんなことはないらしい。 「爆速」をモットーとする我々としては、このカンボジア時間に妙なライバル意識を持ってしまう。 「いやいやいや。実は、明日、オープンしようと思ってるんですよ」 この発言から、翌日、怒濤の1日になることが決まってしまった。

翌朝。0時過ぎまで飲んでた割には元気にビジネスミーティングに出発。CJCCへ向かうトゥクトゥクの上で本日の予定に関してミーティング。さっそくたかやんに電話をかけると 「僕、今日、サッカー観に行くから昼はいないんですよ…」 と、つれない返事。 でも、やるんだよ。 「じゃ、ミーティングが終わったら二手に分かれよう。 カレー粉調達と、鍋・炊飯器・野菜購買部隊に。」 スーツ姿で、市場に行き、にんじんとタマネギとトマトを購入! 市場に得体の知れない肉があるが、これがチキンなのかポークなのかもわからない(当然英語はまるで通じない) sIMG_0919 まあ、毒は入っていないだろうから、迷…いながら購入! バーのそばのローカルのショッピングモールでは、30ドル(3000円)のスイッチが一個しかない炊飯器げと。鍋とかジャポニカ米とかカレー粉も入手して、32人前のカレーの材料、そろったー! タマネギを切って、飴色になるまで炒める…なんてことをYシャツ腕まくりでやっている姿は実にシュール。同時にPCを開いて早速「サムライカレープノンペン フェイスブックページを」を作成!今日のパーティーに現地にいそうな人を誘いまくる! 「カレーだけに仮(カリー)オープンパーティーでいいんじゃね?」 テンションが上がりすぎて、発言がいい加減極まりなくなっているが大丈夫か!?あと、18時のセミナーやれんのか!? ■そして、パーティーは始まった 3時間後の21時。カレーパーティーは始まった! 1393760_234977516660091_1972931083_n なんか、30人近く集まっちゃたんですけど…。 しかも、カレー、やたら旨いんですけど。 「いや、カレー、最高。この店本格オープンしたら通いますよ!」 どうやら、プノンペンの日本人は、カレーに飢えていたらしい!サムライカレー、いけるよ! そして、あっという間に32人前のカレーは、ラスト、サムライ! 1377586_234976909993485_1987624653_n あっという間の3日間。カンボジアの空港に降り立ってから約60時間。たったこれだけの時間で、カレー屋の予定地が決まり、そこでカレーを作り、現地の人に振る舞うことが出来た。普通だったらやろうとも思わないことを、視察よりも会議よりも前に行動することで、見事に成し遂げる!まさに、爆速! この時、サムライカレープロジェクトのコンセプトが決まりました。 会議と視察が大好きな日本人に、行動の大切さをたたき込む。 Webをみて、セミナーで話を聞いて分かった気になっている若者に、手探りで前進することの楽しさを伝える! 爆速の、超実践型研修プログラム! 今、日本人に一番不足している能力をつけるための研修は、この3日間から動き出したのです。 back8_1b サムライ伝説その2-1 サムライカレープロジェクト、始動!(最初のミッション編)

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