- 基本情報
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柴岡正達さん
大学3年で参加
私は、海外でビジネスをしてみたかったことと、自分が知識として持っている「貧困」と、現実の「貧困」とを比べてみたかったという理由でサムライカレーに参加しようと思いました。
ずっと頭の中だけで考えていた貧困のイメージを、実際に目の当たりにして自分自身の感覚で捉えたかったんです。
参加する前は、地雷がたくさんあり、物乞いの子供達があちこちにいて、混沌とした状況を想像していました。しかし、実際に現地に行ってみると、その印象は全く違いました。現地の人々は皆、素晴らしい笑顔で私たち日本人の大学生を迎えてくれて、物乞いの子供達もほとんど見かけませんでした。むしろ、現地の明るさと活気に驚き、心を打たれました。
このプログラムで特に印象に残ったのは、交通網の整備が進んでいることでした。ライドシェアアプリが普及していて、都市部の移動がとても便利だったことが驚きでした。それと同時に、ビジネスの難しさも実感しました。例えば、唐揚げを売る際に胸肉の仕入れ値が思ったよりも高く、そのため販売価格を予定よりも上げざるを得なかったことです。仕入れ値を抑える大変さを身をもって体験しました。
結果として、私は集団をまとめる能力が大きく向上しました。さらに、毎朝の朝礼では、単にビジネススキルだけでなく、この経験をどのように就職活動や将来に活かすかについても学びました。これらの学びが、自分自身の成長に大きな影響を与えてくれたと感じています。
その結果、2チームで得た合計600ドルで、思っていたよりも多くのリクエスト品を児童施設に寄付できました。これを見た時、ビジネスの魅力を改めて感じました。例えば、アイディアを凝らした商品が売れる喜び、その商品や利益が誰かの助けになる喜びなどです。
また、就活の成果も大成功でした。海外展開+東南アジアの環境に関われる会社を調べ、周りの友人が知らないけど業界内では有名&優良企業を見つけられました。
海外に慣れた人材を求めていたので、サムライカレーの話をするといつも面接官の反応が良く、結果として環境事業に強いメーカーの半導体事業に関われることになり、将来の選択肢が大きく広がりました。
2週間のプログラムは、5年後、10年後も思い出すような貴重な経験になりました。
大学3年の2月、という就活直前の時期で参加するか迷っていたけど、サムライカレーに参加して間違いありませんでした!私の就活はサムライカレーの就活講座あってこそです。ありがとうございました!