名前:佐藤綺咲
大学名:中央大学(法学部) 1年
インターン時期:2023年8月13日〜2023年8月27日(サムライカレー参加)
Q1.サムライカレーに参加しようと思ったきっかけは?
私は今まで一度も海外に行ったことがなく、海外に留学する事に強い憧れを抱いていました。そんな時、大学の掲示板でサムライカレープロジェクトが紹介されていました。私は民間企業での就職を希望しており、海外に留学しながらマーケティングを学び、実践出来る事に興味を持ちました。また、高校時代にSDGsについて学んでおり、海外での実践も行う予定だったのですが、コロナ禍のためそれは叶いませんでした。発展途上国で困っている人達(今回は小児科病院)に自分たちの売上金を寄付するというSDGsに繋がる活動にも関心を持ちました。カンボジアの都市部は発展しているが本屋がほとんどないという話を耳にしました。日本に住む私には読書は身近な存在にあるので本がない世界というものを見てみたいという気持ちもありました。
Q2.サムライカレーの雰囲気はどんな感じですか?
シェムリアッププログラムは、少人数で参加者全員が優しく明るく積極的でした。今回一番年下だった私もディスカッションで積極的に意見を出しやすかったです。それぞれの意見に対してより良くする為にはどうすればいいかを話し合い、自分の提案をブラッシュアップすることが出来ました。
朝のミーティングや毎日のミッションによって仲間達とコミュニケーションを取る機会がたくさんありました。なので、今回は様々な地域や大学、学年の人達が多い環境だったのにも関わらず、学校や年齢の垣根を越えて仲良くなることが出来ました。(3日間の休暇期間では一緒に観光もしました。そして、サムライカレーでは無理のないスケジュールを用意してくださっているので余暇の時間ではゆっくり休んだりシェムリアップの町を楽しんだりすることもできました。
Q3.サムライカレーを受けて良かったことは?
特に私が感じたのがまたコミュニケーション能力や行動力の向上です。ほとんど日本語が通じず、親や学校の先生もいない土地に行くと今まで以上に行動力やコミュニケーション能力の必要性を感じました。今回はサッカースタジアムに来るカンボジア人を主なターゲットとしてフルーツ串やたこ焼きを販売しました。これらの販売商品を決めるまでの街中調査や来場者に売り子として宣伝する時は準公用語である英語を使って話しかけたり、事前に用意したクメール語を書いたパネルや写真付きのメニュー表を見せたりしました。もちろんNOと言われる時もありました。けれども大概の人は笑顔で優しく話を聞いてくれました。この事からNOと言われることを恐れず行動することが大切だと学びました。
また、PDCAサイクルという単語自体は学校で習っても実践する機会はありませんでした。調査を元に計画して、商品を作り、試食や初日の販売を終えて、販売当日や2日目に向けて修正するというサイクルを実際に回すことが出来たのもよい学びだったと思います。班のメンバーと協力して話し合い・分担を行ったことで目標である150$を達成出来たと思います。
Q4.活動を通して、今後役立つなと思ったことは?
それぞれの調査や販売終了後にはパワーポイントを用いたプレゼンを行い、その都度講評を頂きました。これは将来就職活動で志望理由や自分の経験などを話す、更には企画や開発をする上でとても役に立つ講座だったと思います。
また、この活動を通して得た行動力やコミュニケーション能力はこれからインターンやOBの話を聞く機会において多くの情報を手に入れる事や、1歩先のキャリアチャンスを掴む上で必要不可欠な能力だと思います。そして、今回の実践的な企画・販売活動は学生時代に力を入れたこととして1つの大きな話題になると思います。
Q5.最後に、サムライカレーに挑戦する方に一言
留学や海外インターンをしてみたいが、2週間、日本を離れて生活することが心配な人もいるかと思います。当初私もその1人でした。しかし思っていた以上に衛生面もしっかりしていて、同じ留学生の仲間達、現地の人達とも仲良くなることが出来ました。もちろん、危ない思いをする事は1度もなかったです。ここで勇気ある1歩踏み出してサムライカレーに参加することで将来に繋がる有意義な時間を過ごすことが出来ると思います。