- 基本情報
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友田咲瑠(ともださきる)さん
大学2年で参加
私は、東南アジアの現状を自分の目で見て感じたいと思ったことと、海外ボランティアに興味があったことがサムライカレーに参加しようと思った理由です。海外で自ら行動して何かを成し遂げたいという強い思いもありました。
参加する前は、カンボジアは過疎化が進んでおり、フィリピンに比べて経済的に発展が遅れているという印象があり、ストリートチルドレンが多い国だと思っていました。しかし、実際に訪れてみると、地域によっては想像以上に発展していて、生活のしやすさに驚かされました。
さらに、カンボジア人はとても温厚で親切であり、英語を話せる人も多く、言語面での不安も予想外に少なかったことが印象的でした。
このプログラムで特に印象に残っているのは、物を売る難しさです。
当初はライスバーガーを販売する予定でしたが、実際には現地のお客さんのニーズと合わず、売上が思うように上がりませんでした。そこで、たこ焼きや肉巻きポテト、餃子、カステラ、春巻きの皮を揚げたお菓子など、手軽に食べられるものを$1.5で販売することに変更しました。
金曜日は平日で客足が少なく、土曜日は近くで大きなライブがあったため、お客さんがそちらに流れてしまいました。最後の日曜日に全力を尽くし、チームで分散して公園や川沿いで声をかけたり、試食を提供してもらうことで興味を引き、最終的には目標の$250に対し、金曜日$22.5、土曜日$98、日曜日$141.85で合計$262.35と目標を達成することができました。
このインターンに参加したことで、自分の意見を発言する大切さを学ぶと同時に、他者に寄り添うことの重要さも強く感じました。意見が対立する場面もありましたが、お互いを尊重し合うことで、新しい解決策に辿り着くことができました。また、現地の方々と多く話す機会があり、もっと言語を習得してより深い交流がしたいという気持ちが湧きました。必ずもう一度カンボジアを訪れたいと考えており、その日を目標に語学学習に励んでいます。
この経験を通して、文化の違いを超えて協力することの素晴らしさを学び、さらに自分を成長させるための強い意欲を得ることができました。