- 基本情報
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けんさん
大学1年で参加
私は面白そうだと思ったから、そしてカンボジアに行く機会なんて滅多にないと思ったのでサムライカレーに参加しようと思いました。また、他の人がやってなさそうなことに挑戦したかったのも理由の一つです。
参加する前は、発展途上国でサバンナだらけのイメージを持っていました。しかし、実際はプノンペンにはしっかりとビルが建っており、インフラも意外と整っていました
このプログラムの中で特に印象に残っているのは、餃子を作ろうと思ったら最終的に揚げ餃子になったことです。
最初は餃子を作ろうと思い買い出しに行ったのですが、餃子の皮がなかったためライスペーパーで代用して試作品を作成しました。試し売りのときに皮がべちゃくちゃしていて受けが悪かったので、焼くのではなく揚げることにしました。
本売りの1日目は値段を6ドルくらいにして売りましたがあまり売れませんでした。しかし、試し売り同様、中のあんは美味しいと言われていたので、2日目から値段を5ドル以下にして積極的に試食をしてもらうことで、作った餃子約200個を全て売ることができました。
また、試作段階でカンボジア人はバナナと米が好きという話からバナナおにぎりを作りましたが、試食段階で非常に受けが悪かったため、すぐに切り捨てたこともありました。値段は3ドルぐらいで検討していましたが、そもそも売れないと言われ、潔く没にしました。
その結果、今までグループの中でリーダーなどをやったことが全くなかった私が、リーダーシップを身につけることができました。また、初めての場所でも思考を止めず自ら考えて動くという意識を身につけることができました。さらに、人とのちょうどいい距離感を掴むことができました。この経験のおかげで、大学で知り合いを10人以上増やすことができました。
サムライカレーは、単なるビジネス経験だけでなく、自己成長や人との繋がりを深める貴重な体験を提供してくれます。異文化の中で挑戦し、自分を試し、新たな視野を広げる絶好の機会です。ぜひ、皆さんもこのプログラムに参加して、自分自身を成長させ、忘れられない経験をしてみてください。