- 基本情報
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lynnさん
大学1年で参加
私は、大学入学後に何か新しいことに挑戦したいという漠然とした気持ちを抱えていました。そんなとき、大学の掲示板でサムライカレープロジェクトを知り、海外経験がなかった私にとって絶好のチャンスだと感じて参加を決めました。初めて訪れる国がカンボジアというのは正直不安もありましたが、大学のサポートがあることで少し安心でき、挑戦することにしました。
参加する前は、カンボジアはトイレや水道といったインフラがあまり整っておらず、生活が大変なのではないかというイメージを持っていました。本当に自分がそこに溶け込めるのか、不安が大きかったです。
しかし、実際に現地に行ってみると、想像以上に過ごしやすく驚きました。現地の人々がとても親切で温かく、言葉や文化が違っても心を通わせることができるという貴重な経験ができました。このことから、これまでの価値観が大きく広がるのを実感しました。
特に印象に残っているのは、雨の中、王宮前広場で抹茶を販売したことです。現地の言葉もほとんどわからない状況の中で、チーム全員で協力し、約20杯の抹茶を売り切ることができました。その途中、中国系の方から「あなたたちの行動は素晴らしい」と声をかけられ、一緒にランチをするという予想外の展開もありました。日本では経験できないような出来事が詰まった1日であり、これが私の人生の中で忘れられない記憶となりました。
その結果、私は「何事もまずはやってみる」という行動力を身につけることができました。
このプログラムが私の初めての海外体験であり、初めてのボランティア活動でもありましたが、これがきっかけでさらに挑戦する意欲が湧きました。その後、フィリピンで小学校のボランティア活動に参加し、さらに将来は海外で働きたいという目標を持つようになりました。
そして現在、大学の協定留学プログラムを利用し、2025年4月からイギリスで1年間の留学を予定しています。サムライカレーへの参加が、私の人生を大きく変えるきっかけとなり、グローバルな活動や目標を生み出してくれたことに心から感謝しています。