- 基本情報
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和佳奈さん
大学1年で参加
私は、コロナ渦の中で見つけたYouTuberのゆじーくんの動画でサムライカレープロジェクトの話を聞き、自分も参加したいと強く感じ、サムライカレーに参加しようと思いました。
参加する前は、カンボジアについて経済や技術が成長中とはいえ、まだあまり発展しているイメージはありませんでした。
しかし、実際に参加してみて、プノンペンの発展レベルに驚かされました。都市部には高層ビルが立ち並び、インフラも進んでいて想像以上に近代的でした。
それに対し、アンコールワットの街、シェムリアップは渡航前に抱いていた「カンボジアらしい」イメージの通りで、文化的で少し素朴な一面が印象に残りました。
このプログラムで特に印象深かったのは、プノンペン大学の大学祭での販売経験です。
初日は売上が目標額に対してマイナス100ドル近くという結果で苦戦しましたが、最終日には800ドルを売り上げ、これはおそらく1日の売上で過去最高記録だったそうです。
3日間の合計では1,400ドルに達する結果となり、大きな達成感がありました。
この売上成長の背景には、森山さんが「売上個数を確認した際に即答できたら、一番高い商品を買います」とおっしゃったことがありました。これをきっかけに、Googleフォームとスプレッドシートを使って売上がリアルタイムで確認できるシートを作成しました。
その結果、チーム全員が即座に売上状況を把握し、販売中も「あと300ドルで目標達成!」「1,000ドルいったよ!」という声がチーム内やグループLINEで飛び交い、士気を高めていくことができたのです。
その結果、私は単に海外での経営や業務の経験を積むだけでなく、現地での生活や文化を実際に体験することで、自分が海外環境にどれだけ適応できるかを知ることができ、海外志向がさらに強まりました。また、サムライカレープロジェクトに参加後にアイルランドにも渡航しましたが、カンボジアでの経験が比較材料となり、将来の視野が一層広がったと感じています。
カンボジアで出会った友人とは今も連絡を取り合ったり、会ったりもしています。とても素敵な出会いと経験をすることができました。また期間をおいて、成長し続けるカンボジアを訪れたいと思います。