- 基本情報
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上原梨瑚さん
大学2年で参加
私は、海外でも活躍できる人材になりたいという思いがあったものの普通に大学生活を送っているだけでは何から始めたらいいかわからなかったため、サムライカレーに参加しようと思いました。
海外の現状を知りたい、そして海外でビジネスが成功したり海外の人と仕事をするためにはどんなことが必要とされているのか学びたいと感じたためです。
また、海外に行ったことがなかったので、英語がどれだけ通じるのか、どんな壁にぶち当たるかを知るためでもありました。
参加する前は、貧富の差が激しいのかなと思っていました。日本という国はあまり知られていなくて、どう対応されるか不安だと感じていたのです。
しかし、実際はとても親日で、日本人というだけでサービスをしてくれるところもあるくらいでした。
ビルが立ち並んでいて、私が住んでいる埼玉県よりも全然都会な感じがしました。カンボジアがどんどんと成長しているのがわかりました。
このプログラムの中で、リバーサイドで歩き売りをした際、最初は全然売れずに正直自分のメンタルもやられかけていました。
しかしその時に一人のカンボジア人に声をかけていただき、
「日本からわざわざありがとう!このような団体がいてくれて嬉しい」という声をもらい、とても元気が出ましたし、頑張らなくちゃと思いました。
私が担当していたベビーカステラと春巻きを合わせて20個を1時間ほどで売ることができました。
現地の大学生にも協力してもらいながら声掛けをし、私たち日本人が商品の説明をして、それを補足するように現地の大学生が話してくれました。
私たちの熱意も伝わるように努力し、最終的には目標であった300ドルを超え、今まで頑張ってきてよかったと達成感を覚えました。
その結果、私は初めての海外だったので、行く前までは外国人の方とのコミュニケーションに少し怖さがありました。しかし、カンボジアに行ったことでその怖さは全くなくなり、バイトで外国人が来た際には自分から話しかけるなんてこともできるようになりました。
また、海外で働くことの楽しさと難しさを学び、今まで海外で働くことはあまり考えていなかったのですが、サムライカレーを通して将来外国人と一緒に働くことを考え始めました。
このサムライカレーというプロジェクトに参加して私の考えはものすごく変わりました。海外に出て今まで見ていた視野はとても狭かったということにも気づかされましたし、この経験を来年から始まる就活にいかしていきたいと思いました。 2週間の貴重な時間をありがとうございました。