- 基本情報
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ななさん
大学2年で参加
私は高校の頃、国際教養科に所属していたため、カンボジアに行く人が身近に多くいました。その人たちから経験談を聞いて、自分も卒業後(パンデミック後)に絶対に行きたいと思っていたという理由でサムライカレーに参加しようと決めました。
参加する前は、カンボジアはもっと遠い国だと思っていました。意外とタイやベトナムから近く、陸路などを使いながら旅できたことも思い出です。
しかし、実際は虐殺もあってか、想像よりご年配の方を見ることが少なかったことがすごく驚きました。ずっと訪れてみたかったキリングフィールドに行き、現地で学べたことはすごくいい経験になりました。
このプログラムの中で、初めは全く売れなかった綿菓子を子供に体験型で販売することで売上が上がったことが印象に残っています。
綿菓子を持っている子どもがまた別の子どもに宣伝してくれたことが効果的でした。
また、試食会で仲良くなり、その後一緒に働いてくれたカンボジア人のカップルも印象的です。彼らは日本語を勉強していたわけではなく全く興味がなかったのに、私たちが販売したプノンペン大学でのお祭りで私たちと仲良くなったことで興味を持ってくれたのが印象的でした。
プノンペン大学の学生になぜ日本語が話せるかを尋ねました。彼は「大学の資金を貯めるために日本で働いたから」と答えてくれました。私はそこでカルチャーショックを受けました。当たり前のように大学に入り、しかも外国語大学に入学したのにも関わらずろくに英語も話せない。小中高大と何年も英語を勉強しているのに話せない自分に対して、数年で日本語を取得している姿に感銘を受け、当たり前のことかもしれないが、大学の授業を真剣に受けるようになりました。(前はサボっていました)
サムライカレーは、単なる海外インターンシップではなく、文化を学び、人とのつながりを深め、自分自身を見つめ直す貴重な体験ができる場所でした!