失敗するのが当たり前!だから、積極的にいったら、カンボジア人との距離が縮まった! 〜 李鍾潤さん
初日から「このプログラム、高くないっすか?」と毒づいてきた李さん。
そういう「元気のいい(空気を読まない)人は、現地で活躍する」の法則通り、プノンペン大学での販売で縦横無尽の大立ち回りを演じていました。
そして、実は、その後の就活でも、無双状態で多くの内定を取っています。
その原動力となった、カンボジアでの体験がこちら!
Q.サムライカレーで上手くいったことはどんなことでござるか?
今回、カンボジア人学生が2万人以上来るお祭り「絆まつり」に出店しました。
その店で、何を売るか、いくらで売るか、どのような売り方をするかを、データに基づく論理に沿って考え、実行することができたことです。
初めは、「大好物」という理由でカレーの商品開発をしていました。
しかし、お祭り3日前の試食会で大不評。
私は、「カンボジア人のことを全く知らないこと」に課題感を持ち、カンボジア人を知ることに尽力しました。まず、徹底的なマーケット調査を行いました。
具体的には、50店以上の周辺店舗を調査。その調査データをもとに製品案を複数出しました。
次に、100人以上のカンボジア人にアンケート調査を実施。製品案の感想、周りの流行りなどを聞き出しました。そして、「甘い物好き」「SNSユーザーが多い」という調査結果からカキ氷を売り出しました。
結果は3日間で目標の倍、1121ドルの売上を記録。
徹底的に相手の立場に立ち続けることの大切さを学びました。
Q.自分が工夫した、がんばったことはどんなことでござるか?
リーダーとしては、決断の早さ。スタッフとしては、客引きの仕方です。
まず、自分から積極的にチームのリーダーシップを取りに行き、決断はある程度のロジックが固まったらすぐに決断して行動に移すことを意識しました。
現場スタッフとしては、営業・お客さんの客引きを積極的に行いました。
事前調査で、カンボジアの人たちは最初は警戒して距離を置きたがるけど、ひとたび仲良くなると非常に良くしてくれることが分かっていました。そこで、客の足を止めて仲良くなること、興味を持ってもらうことを意識しました。
例えば、カキ氷をすぐに進めるのではなく、「これ何かわかる?」と問うてみたり、「どんなイメージ持ってる?」と聞いてみたりするところから入ると、それなりの確率で会話に乗って来てくれます。だいたいここで会話してくれる人は買ってくれました。
Q.プノンペンの生活はどうでござったか?
非常に充実していました。
これといった観光する場所はない都市だけど、何もない街でここまで濃密な2週間を送れたのは、圧倒的当事者意識を持っていたメンバーと何でもやらせてくれたサムライカレースタッフのみなさんのおかげです!
Q.サムライカレーで、自分自身が成長したと思う事はどんなことでござるか?
ひとつめは、決断に対する自信がついたことです。
今までは、失敗を意識しすぎて「どうしよう」と考える時間が長かったのですが、今回は「外国で外国人相手に商売をするなんて、失敗するのが当たり前」という前提だったため、ガンガン決断できました。
そして、「失敗しても良い」という気付きが自分の決断力の早さにつながったと感じています。
ふたつめが、組織の先頭に立てたことです。
今まで、陸上をやっていたこともあり、複数の組織の先頭に立つことがほとんどありませんでした。だから、自分がリーダーシップをとって走れる自信もありませんでした。
しかし、今回チームの先頭に立って、指示を出したり、意思決定をしたりと前面に立ってチーム全体を巻き込めたことが自信になりました!
Q.今後、どんなことに取り組みたいとおもうでござるか?
サムライで得たスキルを生かして、この2つのことがやりたいです。
ひとつ目が、会社で事業を作るということです。
サムライカレーで簡単なビジネスプランニングができました。こんどは、より大きな事業を、会社のなかで作り、実行していきたいと思います。
もう一つが、サムライカレーで身についた営業力、つまりお客さんを惹きつける力を使って、会社に入った一年目で、営業成績NO.1、新人王をとりたいです!
まずは、この様なことができる会社に入れるよう、就職活動がんばります!
サムライ君からひとこと
とにかく行動量が多く、積極的に動いていた李くん。
それも、ただ動いていただけではなく、きちんと戦略を立てて動いていたところがポイントでござった。
そんな行動は就活でも活かされており、あそことかあそことかあそこの、就活生が憧れるメガベンチャーの内定を次々とゲットしたそうでござる。
李くんがどこに就職したか、将来はどんな事をしたいのかは、この動画を観るでござる!