就職活動で大手5社から内定を貰ったサムライカレー卒業生が直面したリアルな就活体験をインタビュー。その内容を連載していきます!
先日、サムライカレー卒業生からこんなメッセージがきました。
「就活本当に余裕ですね、、、。」
「大手自動車部品メーカー2社からも内定が貰えました!!」
しかも、この2社以外にも総合商社や業界一の面接官が揃う最大手人材会社からも内定を貰っています。
話を聞くと彼はサムライカレーで学んだことを工夫して使っていただけでした。
貴方が志望する部署に配属されなかった場合、どうしますか?
例えば、彼はこんな質問を華麗に回避したと話してくれました。
「貴方が志望する部署に配属されなかった場合、どうしますか?」
こんな質問に関して彼は、
「他部署に配属後もアプローチをすると思います。
例えば、私が希望する部署はこれから新興国でのビジネスが予測されます。希望の配属と違う部署でも積極的に英語を使うなどしてアピールします」
「具体的には、海外の顧客からの電話に関しても積極的に対応したりして、希望部署から英語ができる人材の募集があればすぐに行ける準備を普段からしておきます」
「しかし、私が違う部署に配属されるということは何か考えがあってのことですし、私の良さがその部署に活かされるのかもしれません。そのため、モチベーションを下げること無く仕事に臨みたいと思います」
ネガティブな質問に対して、伝えるべきこと
この会話の中で超重要な部分が2つあります。
1.きちんと配属意欲を伝えたこと
2.モチベーションを下げないと言ったこと
この二つであなたの配属意欲と協調性の高さを見ることができます。
「貴方が志望する部署に配属されなかった場合、どうしますか?」
人事はこの質問で協調性の高さを判断します。
例えば、就活生にありがちなのが配属意欲伝えすぎ問題
会社は、全てが花形部署でできているわけではありません。
全員を花形部署に配属することはできず、希望以外の部署に配属しなくてはならないこともあるのです。
にもかかわらず、
「違う部署に配属後も上司に他部署に行きたいとアピールすると思います、何としても私の夢を達成させます」
などと言ってしまうと、配属意欲はめちゃ伝わりますが、会社、何より人事からしたら厄介な存在になってしまいます。
もしくは、「違う部署に配属されても100%の力を発揮して頑張ります」
これも協調ができるんだなと思えますが、
「ん?それだと君はどんな仕事でも良いの?」
というように配属意欲の低さを見られてしまいます。
ここで、離職率に関する記事を見てみましょう。
マイナビニュース 新卒入社3年以内の離職率は大卒で31.8% – 2年ぶり減
なんと、3年以内の離職率が31%なのです!
大企業ほど希望部署に配属することは難しく、採用コスト、教育コストが無駄になるため必死に若手社員を食い止めようとしています。
この質問の重要性が伺えますね。
模範解答は、コレだ!
そんな中、サムライカレー卒業生の彼はこのように答えました。
1.まずは配属意欲をアプローチするという形できちんと伝える
「他部署に配属後もアプローチをすると思います。
例えば、私が希望する部署はこれから新興国でのビジネスが予測されます。希望の配属と違う部署でも積極的に英語を使うなどしてアピールします」
2.具体例でさらに現実性を高める
「具体的には、海外の顧客からの電話に関しても積極的に対応したりして、希望部署から英語ができる人材の募集があればすぐに行ける準備を普段からしておきます」
3.モチベーションを下げないと協調性の高さもアピール
「しかし、私が違う部署に配属されるということは何か考えがあってのことですし、私の良さがその部署に活かされるのかもしれません。
そのため、モチベーションを下げること無く仕事に臨みたいと思います」
大切なことは、大体サムライカレーで学んだ
しかし、彼に話を聞くと就活対策の本など一切読んでいないというのです。
全部サムライカレーで学びましたよ と答えてくれました。
チームで活動していた時、彼は英語が得意だったのでチームの営業リーダーになり、英語での電話などを積極的にやっていたと話してくれました。
すると、他チームでも英語で電話を必要とする場面があり、彼が助けたと言うのです。
彼が言ったことは、自分をアピールするためにとってつけたように喋ったことではなく、実際にカンボジアで実行したことなんです。だから説得力があるし、その後ツッコミが入っても何でも答えられるから、自信を持って話せたのです。
また、彼の所属するチームは彼の希望する商品を販売しないチームだったそうです。しかし、英語力のある彼なしではチームは回らなくなるので何とかしなくてはという思いで彼は動いていたそうです。
これもモチベーションを下げない話、そのまんま。
サムライカレーは、皆さんがこれから働く会社組織と同じ形で運営されています。
そして、上司がいるわけではないので、自分たちで、どうやってマネジメントしていけばチームがまとまるかを考えなくてはなりません。
上司に文句を言うだけの従業員という立場だけでなく、チームをマネジメントするマネージャ、リーダーとしての立場で立ち回らなくてはならないのです。
その時に工夫をしたこと、うまくいったこと、うまくいかなかったことをきちんと分析して話をすれば、マネージャやリーダーである面接官のこころをガッチリ掴むことができるのです。
こうやって、普通の学生が体験できない立場を経験することで、他の学生とは全く違う、面接官と共感できる人になれるから、面接に通りやすくなるのです。
サムライカレー卒業生の就活攻略法
1.この質問になんて答える?「志望部署に配属されなかった場合、どうしますか?」(この記事)
2.総合商社でも通る、ESの書き方