- 基本情報
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桜井理翁さん
大学2年で参加
私は、起業や経営に興味があり、飲食店の経営を実際に体験したいと思ったため、サムライカレープロジェクトに参加しようと思いました。自分で考えた商品を現地で販売することで、ビジネスの感覚を身につけたいと考えていました。
参加する前は、タイは汚く、物価が非常に安いというイメージを持っていました。しかし、実際に行ってみると、思っていたよりも現地は綺麗で、日本文化が多く取り入れられていることに驚きました。街中には日本食レストランも多く、現地で食生活に困ることはありませんでした。
このプログラムの中で特に印象に残っているのは、タイのショッピングモールでのたこ焼き販売です。私たちは屋台形式で販売を行いましたが、過去最高売上が10,000バーツだった中で、私たちのグループは30,000バーツの売上を達成しました。
売れ行きが予想以上によかったため、周辺の店からたこ焼き粉が不足するというトラブルも発生しましたが、現地のタイ人学生に協力してもらい、小麦粉にかつおぶしなどを混ぜてたこ焼き粉の味を再現し、無事に販売を続けることができました。この経験を通じて、柔軟に対応することの大切さを学びました。
その結果、リーダーとしてチームを統率する難しさを感じると同時に、時には自分も現場でプレイヤーとして動くことの大切さを実感しました。
現在、就職活動中ですが、このサムライカレーでのエピソードを話すと非常に好感触で、企業の方々からべた褒めされることが多いです。また、学生起業として飲食店を経営しているのですが、この経験を活かし、2ヶ月で約60万円の売上を達成できました。
サムライカレーでの体験を通じて、経営に必要な柔軟性や行動力を学び、自信を持って取り組む力がつきました。この経験は、今後のキャリアにおいても大きな支えとなると感じています。
この二週間は、他では決して得られない貴重な学びや発見が詰まった時間でした。毎日が新鮮であり、自らのアイデアが実際の商品として変わっていく過程を楽しむことができました。特に、チームメンバーとの協力を通じて目標を達成する喜びは、私にとって大きなモチベーションとなりました。