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ななさん
大学2年生

私はもともとマーケティングに興味があり、仲間と協力して何かを作り上げるのも好きでした。しかもそれを海外で体験できるという貴重な機会だったので、「これは挑戦してみたい」と思い、サムライカレーに参加しました。ちょうど就活のことを考え始めてはいたけれど、どんな業界に行きたいのかまだはっきりしていなかったので、このプロジェクトをきっかけに自分の関心が見えてきたらいいなとも思っていました。
行く前は「発展途上国でインフラも整っていない」「物価は安いけど暑さで過ごしにくそう」というイメージを持っていました。
でも実際に行ってみると、日本食のお店も多く、水道が整っている場所もあって驚きました。気候も思っていたより過ごしやすく、日本より快適だと感じる時もあったくらいです。

印象的だったのは、現地の方にヒアリングをしたとき「抹茶が人気」という意外な声をもらったことです。それをもとに「日本らしさを出そう」と考えたのですが、実際には抹茶ラテやクレープに加えて、韓国風のスパイシーラーメンをメインにしてしまい、統一感がなくなってしまいました。その結果「日本っぽさが薄い」と現地の方から指摘されました。そこで思い切ってスパイシーラーメンをやめ、抹茶をメインにしたところ、興味を持ってくれる人が増え、売上も前日の2倍以上に伸ばすことができました。
この経験から学んだのは、「学生のうちに行動することの大切さ」です。サムライカレーに参加できたのも、興味を持って動いたからこそでした。少しでも気になったことには挑戦してみることで、自分の世界が広がり、将来の選択肢も増えるのだと実感しました。
それ以来、現地にいる時から「あの企業のプロモーションを変えたらもっと売れるんじゃないか」「この企業が日本に進出したらどうなるんだろう」といったことを自然と考えるようになりました。以前なら思いもしなかった視点ですが、こうして得た気づきは就活でも必ず役立つと思っています。


