- 基本情報
-
丸山妃里さん
大学1年生

私は「海外で販売の経験ができる」という点に魅力を感じてサムライカレーに参加しました。高校が総合学科で経営について学んでいたので、その知識を実際に試せる場になると思ったからです。また、このプログラムは語学力が必須ではなかったので挑戦しやすいと感じました。参加する前は「カンボジアはあまり栄えていなくて、ご飯も美味しくなく、衛生面も心配」というイメージを持っていました。
でも実際に行ってみると、大きな建物も多く、交通量もかなりありました。日本食も売られていて、スーパーやコンビニも日本とほとんど変わらず、生活は思っていたよりずっと快適でした。

印象に残っているのは販売の経験です。初日は50ドル売れて、「この調子なら目標の200ドルも余裕だ」と思っていました。ところが2日目は思ったように伸びず、結果は94ドル。原因は商品の在庫が少なすぎたことでした。その反省を活かして、3日目は在庫を増やして臨んだ結果、169ドルを売り上げることができ、最終的に目標を達成できました。「もし2日目も工夫していたら…」という悔しさは残りましたが、改善して成果につなげられたのは大きな収穫でした。
この経験を通じて強く感じたのは、チームでやるからこそ得られるものがあるということです。自分の得意なことで貢献しつつ、苦手な部分は仲間に助けてもらう。ひとりでは気づけなかったことを仲間から教えてもらったり、自分では思いつかないアイデアを出してもらえたりしました。これまで私は「全部自分で抱え込んでしまう」ことが多かったのですが、今回は「人に頼ること」や「役割を分担すること」の大切さを学びました。そのおかげで効率よく動け、時間も有効に使えたと実感しています。


