見るからに育ちの良さそうな礼儀正しい三澤さん。
そんな彼女が案の定、両親から大反対されながらも、サムライカレーに参加してくれたでござる。
反対されても説得して来るだけあって、現地では、困難にも負けず地道にまわりのメンバーを説得しながら、業務を行ってくれました。
そんな三澤さんに、サムライカレーで学んだこと、これからやりたいことを聞いてみたでござる。
なんでサムライカレーに参加しようと思ったでござるか?
「途上国で新メニューを企画し、売る」
特に”途上国で”という場所に惹かれて、親に「危ないからやめて!」と大反対されながらも(笑)このインターンに参加しました。
実際に来て、どんなことをしたでござるか?
一週目はマーケティング中心、2週目はプロモーション企画を中心に販売を行いました。
まずは、マーケティング。
「カンボジアの人たちに、こんなものが受けそう」という試作品を作り、近所にあるタヤマ日本語学校やRights Smart International 社のカンボジア人の生徒・社員のみなさんに食べてもらい、志向を調査しました。
その結果を元にサムライカレーで餃子、ココナッツプリン、唐揚げ、コロッケを売ることにしました。しかし、その後が大変でした。
なにが大変だったのでござるか?
店に来てもらうため、周辺の人にチラシを配って宣伝したのですが、次の日のお客さんは0。1つめの失敗です(笑)
そのあとは方向性を変えたり、いろんな場所に行って売ってみたり、現地人から外国人にターゲットを変えてみたり、、常に失敗していました。心折れました。
しかし、その失敗から打開策を考え、実行し、また失敗し、打開策を考える、といったPDCAサイクルをたくさん回すことができました。逆にここまで失敗を経験できて良かったと今では感じています。
その後どうしたでござるか?
マーケティングの4Pのうち、Place(場所)を変えることを思い立ち、提案しました。
一定の場所で売るのではなく、市内を売り歩いて一番売れる場所を特定し、そこで売ったほうが効率がいいのではないかと考え、売れそうな場所をあらかじめ予想し、30分ごとに実際売ってみて、一番売れるところで翌日売りました。
これを地道に繰り返したことで、最終日には予想以上の販売実績を残すことができました。
この経験で、自分が成長したと思うことはあるでござるか?
このPlaceの変更を提案をするときも、根拠を添えて提案することができました。
ただ、実際はリバーサイドは観光客が多いから集客が一番見込めるだろう、と考え売りに行ったところ、人が多いのは夜だけであり、昼頃は人がおらず、売れませんでした。
実際にその場所に行ってみないと、売れるかどうかは分からない、逆に売れないと思っていても売れる場所はあるのではないか、という考えを示し、市内の売り歩きを提案しましたた。
結果は追い出されたりと、大変でしたが、この経験は自分にとって意義のあるものになりました。
私はこのようなグループワークの際、あまり自分の意見を言うタイプではなく、意見を上手く伝える発信力が不足していると感じていました。そこで、自分の弱みである発信力をつけ、克服していきたいという意識が高かったため、このように積極的に発言し、行動できたと思っています。
日本語はもちろん、英語もほぼ通じない、日本人とは味覚も性質も違う、こういった環境の中での販売は本当に難しく、試行錯誤の日々でした。しかし本当に行って良かった!と思っています。
今後はどのようなことをしたいと思っているでござるか?
今、学校の仲間たちと学生主体のファッションショーを実行しようとしています。
これを成功させるために、できることはどんどん挑戦していきたいと思っています。
その際、サムライカレーで学んだ、4つのP,そしてPDCAサイクルを生かしていきたいと思っています。
自分はまだまだ「発信力」が足りていないと感じています。
主張したいこと、その客観的根拠を分かりやすく明示できるようになることを目標にこれから頑張っていきたいです。
サムライ君から一言
なかなか施策が上手く行かずに、心が折れ続けた三澤さん。
でも、サムライカレーで大切なことは、成功することではなく、失敗体験を積みながら、その失敗を修正していく練習をすることでござる。
問題点を少しずつ見つけ出し、きちんと修正していけば、最後には成果が出るということを身体で覚えた三澤さんは、きっとこれからも困難にぶつかったときに、心折れず、成功するまで頑張れるはずでござる。
このやり抜く力は、どんな仕事をするときにも役に立つはず。今後の活躍を期待しているでござる!
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