- 基本情報
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生橋朱吏さん
大学2年生

私は「自分たちで経営することに興味を持ったから」、そして「楽しそう」「カンボジアに行ってみたい」という理由でサムライカレーに参加しようと思いました。
参加する前は、「町もボロボロで治安も悪そう」というイメージを抱いていました。
しかし、実際に訪れてみると、住んでいる人々はとても優しく、町も意外と発展していて、そのギャップに驚かされました。

このプログラムの中で特に印象に残っているのは、自分たちで考えたティラミスやポテトなどの商品を販売し、最終的に目標の80万リエルを達成した瞬間です。最初はプロモーション力が弱く、まったく売れなかった時期もありました。しかし、屋台に明かりを付けて目立つようにしたり、「チャリティー活動を目的にしている」とアピールしたりする工夫を重ねることで、問題を一つひとつ解決することができました。
その結果、私は営業という仕事に対する考え方が大きく変わりました。参加する前は「営業は難しいこと、大変なこと、そしておもしろくないこと」だと思っていました。しかし実際にやってみると、人と関わることはとても楽しく、また「どうすれば売れるのか」を考えながら取り組むことは大きなやりがいにつながるのだと気付きました。そして、自分の工夫が実際の成果に結びついた時には、大きな喜びを得られました。この経験から、営業はやりがいがあって、自分にとって価値のある仕事だと実感できました。


