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ここみさん
大学2年生

私は「旅行ではない海外経験をしてみたい」と思い、サムライカレーに参加しました。新しいことに挑戦したい気持ちも大きな理由でした。
参加する前は、正直「発展途上で危険な場所」というイメージを持っていました。でも実際に行ってみると、地元よりも発展していて驚きました。生活もかなり便利で、日本や韓国、中国など東アジアの食べ物も普通に売られていて、暮らしや観光も楽しめる環境でした。
販売では、唐揚げとベビーカステラ、抹茶ラテを用意しました。2日目は大雨でほとんど売れなかったのですが、3日目は「昨日の分を取り返そう」と決めて、全員で外に出て歩きながら売ることにしました。お店には誰も残さず、声をかけ続けた結果、300ドル以上を売り上げることができ、その日の売上はシーズン1位になりました。とても達成感がありました。

この経験を通して「外国の人を喜ばせるにはどうしたらいいか」をたくさん考えました。試食会で現地の大学生に意見を聞いたとき、自分が良いと思うものと相手が良いと思うものは必ずしも同じではないと気づきました。相互理解には「察する」より「直接聞くこと」が大切で、質問の仕方も「どう思う?」より「どっちがいい?」と聞いた方が答えやすいのだと学びました。
さらに、現地の大学生と交流する中で、相手の言葉を少し覚えたり文化について質問したりすると、とても喜んでもらえることも知りました。文化の違いを超えてつながるには、ちょっとした工夫や歩み寄りが大切だと実感しました。
