- 基本情報
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Aさん
大学1年生で参加
私は、親に留学を勧められたこと、そしてサークルの都合で長期留学は難しかったため、短期で参加できる海外インターンシップを探していました。そんな時、大学からサムライカレープロジェクトを紹介され、「これなら行けそうかも」と思い参加することに決めました。
参加する前は、そもそも海外に行ったことがなく、日本以外に興味もなかったため、世界地図を見てもカンボジアがどこにあるのかすら分かりませんでした。国の形も距離感もピンとこないまま、「とにかく暑そう」という情報だけを頼りに、不安と少しの期待を持って出発しました。
しかし、実際にカンボジアに来てみると、「あれ、意外と日本に近い?」と思うほどの距離感で驚きました。そして、雨季と乾季があることは知っていたものの、「日本のような春夏秋冬は世界の常識じゃないんだ」と気づかされた時には、自分の視野が一気に広がった気がしました。現地に来て初めて、「赤道に近い国なんだ」と知るような私でも、現地での体験を通して自然と世界を知る感覚を得られました。
プログラムでは、私の班はワッフル、からあげ、海苔巻き、白玉などを販売しました。最初は天ぷらをメニューにしようとして試作しましたが、見た目も味もどうしてもお店レベルにはならず、お客さんからも不評で断念。代わりに選んだメニューで、私はワッフルとからあげを中心に担当することになりました。販売期間中に私は体調を崩してしまい、1日目と2日目の少ししか参加できなかったのですが、仲間たちが力を合わせて頑張ってくれて、売上目標だった250ドルを大きく上回る301ドルを達成することができました。自分が動けなくても、チームが支えてくれたことに本当に感動しました。
その結果、私は「一生日本から出ない」と思っていた考えがガラッと変わりました。カンボジアに来たことで、日本とは全く違う価値観や生活を知り、自分の中の「世界」が広がったのです。
私は将来、日本のアイドルになりたいと思っています。でも、もし夢が叶わなかった時や、年齢的にアイドルではいられなくなった時に、「海外で働く」という新しい選択肢ができたことは、私にとって大きな収穫です。また、英語が苦手だった私も、「少し勉強してみようかな」と思えるようになりました。今はアルバイトをしていませんが、次に働くときには、勇気を出して外国の方にも自分から話しかけてみたいと思っています。
カンボジア居る時は班の人間関係で悩んでてずっと日本に帰りたくて1週間経ったくらいから本気で航空券取って帰ろうと思ってたくらいなんですけど、日本帰ってきてからずっとカンボジアの事思い出しててやっぱり楽しかったなあって思いました。ありがとうございました!またカンボジア行きたいです🛺