サムライインターン代表、森山です。
皆さん、お忘れかも知れませんが、私は昔、作家業もやっていました。(今もたまーにライターはやってますが)
で、その時に書いた、セカ就!世界で選択するという選択肢(朝日出版社)の文章が、埼玉大学の入試で使われたと連絡がありました。
国語偏差値35だった私が、本を書くまで
エッセイの問題で、私の文章を要約し、「仕事をしたい理由」と「充実した就職生活を送れること」の落差や食い違いについて考えを述べる。という問題のようです。
就職生活というのが言葉としてどうなのかというのはありますが、学生相手にキャリアの授業や、インターンシッププログラムを運営している今、こうやって大学入試で「働く」を考える題材にしてもらえたのは、非常に光栄です。
高校時代の国語の偏差値は35
ここで、特筆すべきは、私は学生時代国語の偏差値35だったんですよ。
中学あたりからその兆候は見え始め、高校では完全な国語弱者。国語の成績が悪すぎて、高校留年しそうでしたからね。
そんな私が、4冊目の著書で、小説を書くという無謀な企画を通してくれた朝日出版社の綾女さんと、フリー編集者(当時)の米田さんがスゴいのですが、これが、大学からも評価を受けたというのが非常に嬉しいのです。
学校の成績で、自分を評価するな
私は、サムライカレー研修生のための就活講座の中で
「学校の成績で、自分を評価するな」と言っています。
たとえ、今までの学校の成績が悪く、劣等生扱いされてたとしても、それはあなたのごく一部の評価に過ぎない。そんなことで自信をなくすなと。
実際、仕事と学校の成績は大して相関はないし、やってみたら意外と得意なコトなんていくらでもでてくるのです。
そのひとつの証明が、国語偏差値35からの著書出版からの大学入試採用なわけです。
偏差値35の男が出版できた理由
じゃあ、なんでこんなことができたかというと、私が文章を書いて発表し続けたからです。
そもそもライターでも何でもないただのサラリーマン時代から文章を書くのは好きで、blogというものができる前から、ホームページと言われるモノを作ってちょいちょい発表してました。
その後、世界一周旅行に行ったときには2日に1回以上旅行記をアップ。
帰国後も、本とか映画の感想をアップしたり、海外就職活動中はその内容を詳細に記してアップしてました。
出版に至ったのも、旅行記を読んで興味を持ってくれた、編集者の方が、その後もずっと私のblogを読み続けてくれ、海外就職の話になったところで「これは出版できる」と感じて声をかけてくれたのがきっかけです。
やってみなきゃ、得意な仕事はみつからない
まずは、やってみる。そして、自分が得意、面白いと思ったことは続けてみる。
そうすると、チャンスは巡ってくるのです。
サムライカレーでも、学生の皆さんに、マーケティング、人材採用、生産管理、販売、プロジェクトマネジメント、会計といったいろんな仕事を体験してもらいます。
その中で、自分が得意な仕事・苦手な仕事、楽しいと思う仕事・イヤな仕事を見つけてもらい、得意・楽しい仕事をその後も続けてもらいたいのです。
学校の成績では劣等生だったあなたも、実際に仕事をしてみたら、活躍できることはたくさんあるんです。
若いうちは、とにかくいろんな仕事にチャレンジしてみましょう!