大学生・高校生が、自己負担なしで海外留学に挑戦できる制度が「トビタテ!留学JAPAN」です。
文部科学省が中心となって実施しているこの給付型奨学金制度を活用すれば、サムライカレーに、ほぼ自己負担なしで参加することが可能です。
この記事では、トビタテ留学ジャパンの仕組みを踏まえながら、
サムライカレーに自己負担なしで参加する具体的な方法を解説します。(正確な応募要項はこちらなので、こちらも確認してください)
こちらは、高校生用のマニュアルです。大学生用はこちら!
1.もらえるお金と留学期間
トビタテ留学ジャパンは、「海外で何かを身につけたい」「実践的な学びに挑戦したい」という学生を支援する給付型(返済不要)の奨学金制度です。
カンボジア留学の場合の支援金額(高校生用)
• 留学準備金:15万円
• 奨学金:12万円/月
留学期間の条件
• 留学期間:14日以上124日以内(125日以上のロングコースもありますが、本マニュアルでは省きます)
• 留学開始期間:2026年7月10日〜2027年3月31日
• 帰国期限:2027年3月31日まで
この条件を満たす留学計画であれば、サムライカレーへの参加もトビタテ留学ジャパンの対象となります。
2.サムライカレー参加時の費用
1か月のみ参加する場合
トビタテ留学ジャパンからは27万円もらえます(留学準備金15万円+奨学金12万円)
サムライカレーでは受講料を15万円いただきます。
また、日本-カンボジアの渡航費はだいたい9万円くらいです。(時期によって変動あり)
合計すると、27万円-15万円-9万円=3万円がみなさんの自由に使える生活費になります。

なお、サムライカレーからは、1ヶ月間の住居とこちらのプログラムを提供します。
• 前半2週間:サムライカレープロジェクト参加
• 後半2週間:サムライカレーアシスタントおよび自己研究
2か月以上参加する場合
2か月目以降は、毎月奨学金12万円が支給されます。
サムライカレーに家賃を毎月6万円支払いますので、6万円がみなさんが自由に使えるお金になります。

サムライカレーでは宿舎に宿泊するだけなく、宿舎にある備品(調理用具など)を自由に使えるだけでなく、いつでもカンボジア人スタッフ、日本人スタッフに相談することができます。
プログラム期間中は24時間日本人スタッフが宿舎にいます。それ以外も、現地在住日本人スタッフ・カンボジア人スタッフと常時連絡がつくようになっています。
このお金とリソースをつかって、現地で独自に活動をしてください!
参加期間が長くなるほど、学びの自由度と余裕が高まる設計になっています。
3. 推奨する参加期間
サムライカレーでは、以下の期間での参加を推奨しています。
• 2026年8月2日以降スタート
• 2週間のみの参加も可能
• 1か月以上の参加も歓迎
開始日の例としては、
• 8月2日〜 8月16日〜 8月30日〜など柔軟に調整可能です。
また、2027年2月・3月スタートも対応できます。
4. 応募条件と提出期限
応募条件
• 日本の高等学校・高等専門学校(3年以下)に在籍していること → 大学生・短大生・高専4年以上はこちら
• 応募は学校を通して行うこと(個人応募不可)
• 親の収入状況によっては、奨学金額が減額される場合があります
提出期限
• 学内締切:1月中旬までとしている学校が多数(必ず所属校に確認してください)
• 学校からトビタテ事務局への提出期限:1月22日
学内締切が最優先となるため、早めに大学・学校の留学担当窓口へ相談することが重要です。
新高校1年生(2025年12月現在中学三年生)は、4月中旬締め切り
5. 申込方法と応募内容
応募の流れですが下記の様になります
1.在籍している学校に、トビタテ留学ジャパンの申込方法を聞く(学校から申し込みをします)
2.弊社に受入証明書発行を申請
3.この申込ページに記入
4.学校の指示に従い申込
応募コースの選択
応募時には3つのコースから選択しますが、
サムライカレーで応募する場合は「イノベーターコース」を選択してください。
実践的な課題解決や挑戦型の留学として、最も相性の良いコースです。
受入機関の記載について
トビタテ留学ジャパンの申請には、海外受入機関の記載と受入証明書が必須です。
以下の内容で記載してください。
• 機関名(英語):Samurai C International (Cambodia., Ltd)
• 機関名(日本語):サムライカレー カンボジア
受入証明書は、サムライカレーのカンボジア法人から発行します。
応募の前に、LINEから「トビタテ留学ジャパンの受入証明書発行お願いします!」とご連絡ください。
6. 最も重要なポイント:留学の目的と留学計画
選考において最も重視されるのが、留学の目的と留学計画です。
最初の2週間(サムライカレー)
• 海外での飲食ビジネスに必要な知識
(マーケティング、商品開発、人材採用、販売など)を学ぶ
• 実際にビジネスを行い、お金を稼ぐ経験をする
• 稼いだお金を使って社会貢献を行う
→ここまでの参加でも応募ができます。でも、個性を高めるため4週間以上の応募をおすすめします!
その後の2週間〜数か月が重要
その後、何を目的に、どのような活動を行うかが計画の核になります。
例えば、1年間トビタテ留学ジャパンを利用した参加者は、
• カンボジアだけでなくアジア各国の料理を学び
• 「どの国の料理がカンボジアで売れるのか」を検証する
いうテーマを設定しました。
具体的な活動例
• 前半2週間:
タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポールなどで現地料理を学ぶ
• 後半2週間:
学んだ料理をカンボジアで販売し、売上や反応を計測・分析
そのほかにも、
• 愛センター(日本人が設立した無料補習校)でのボランティア
• 屋台やゴーストレストランでの起業
• カンボジアをPRする動画制作
• 王立プノンペン大学の学生と共同研究
など、多様な取り組みが可能です。
7. 採用率を高めるために大切なこと
留学計画では、以下の3点を明確に記載することが重要です。
• なぜそれをやりたいのか
• 具体的なやり方(実現可能だと審査員が判断できるか)
• 効果測定の方法(成功・失敗を数字で示せるか)
これらをしっかり書くことで、採用率は大きく高まります。
8. 個別相談について
「アイデアが思いつかない」
「自分の計画が実現可能かわからない」
「どう書けばいいかわからない」
そのような方は、サムライカレーのLINEからお気軽にご相談ください。
留学計画の壁打ちから、具体化までサポートしています。
自分で全部書ける!という人は、受入証明書発行してください!とだけお申し付けください!


