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ガクチカに使える強いエピソードの質を格段に上げる具体的な工夫とは?

2025 2/18
コラム
2025年2月18日2025年2月19日
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ガクチカに使える強いエピソードの質を格段に上げる具体的な工夫とは?

ガクチカでの強いエピソードは、就活において大きな差を生む要素となります。この記事では企業が求めるガクチカの条件や、評価されるエピソードの作り方を詳しく解説。具体例や数値を用いたアピール方法も紹介し、面接官の印象に残る自己PRを実現します。

目次

ガクチカとは何か

就職活動では、多くの企業が「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」を質問します。これは、単なる経験の紹介ではなく、あなたの思考力や問題解決能力、行動力を企業側が見極めるための重要な指標です。では、ガクチカとは具体的に何を指し、なぜそれが重要なのでしょうか。

ガクチカの定義と重要性

ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」を指します。アルバイト、学業、部活動、ボランティアなど、どんな経験もガクチカになり得ますが、単に「経験したこと」を語るだけでは不十分です。

企業は、学生がどのような目的を持ち、どのように困難を乗り越え、何を学んだのかを知りたがっています。そのため、ガクチカを評価する際には、以下のようなポイントが重視されます。

  • 目標設定の明確さ:どのような課題を解決しようとしたのか
  • 取り組みの工夫:どんなアイデアや手法を使ったのか
  • 成果や影響:どのような結果を出し、周囲にどんな影響を与えたのか
  • 学びと成長:その経験を通じて何を得たのか

例えば、大学のサークルで新しいイベントを企画し、参加者数を前年比200%増加させた経験や、アルバイトで接客マニュアルを改良し、クレーム件数を半減させた経験などは、明確な成果があるため、説得力のあるガクチカになります。

また、ガクチカの重要性は、単なる就職活動の場面にとどまりません。自分の強みや成長の軌跡を振り返ることで、自己理解を深める機会にもなります。将来的にキャリアを考えるうえでも、過去の経験から学びを得ることは大切です。

企業がガクチカを質問する理由

企業がガクチカを質問する背景には、候補者の「ポテンシャルを見極める」目的があります。新卒採用では、即戦力としてのスキルよりも「成長する力」が重視されます。過去の経験から学び、環境の変化に適応できる人物であるかを確認するため、ガクチカのエピソードが問われるのです。

特に、企業が注目するのは以下の3点です。

  1. 問題解決能力
    ・困難な状況に直面したとき、どのように対処したか
    ・どのような手段や工夫を用いたのか
  2. リーダーシップや協調性
    ・チームでの役割や、周囲とどのように関わったか
    ・他者を巻き込んで成果を出せたか
  3. 主体性と継続力
    ・自ら考え、行動し、継続的に努力できるか
    ・目標達成のために粘り強く取り組んだか

たとえば、営業職を希望する場合は「人と関わる力」、技術職なら「論理的思考力」や「課題解決力」が評価のポイントになります。企業が求めるスキルを理解し、それに合ったエピソードを選ぶことが重要です。

また、「ガクチカがない」と悩む人も多いですが、必ずしも大きな成果を挙げた経験だけが評価されるわけではありません。小さな挑戦でも、思考プロセスや工夫が伝われば、企業にとっては魅力的なエピソードになります。

強いガクチカの条件

ガクチカはただの経験談ではなく、企業が求める能力を示すための重要な要素です。では、「強いガクチカ」とはどのようなものなのでしょうか。ここでは、強さを決める要素や、実際に評価されるエピソードの特徴について詳しく解説します。

強さを決める要素とランキング基準

強いガクチカには、いくつかの共通した要素があります。企業はこれらの要素を基準に、どの程度評価するかを判断します。

① 目標の明確さ
エピソードの中で「どんな目標を立てたのか」がはっきりしていることが重要です。例えば、「売上を〇%向上させる」「チームのパフォーマンスを改善する」といった具体的な目標があると、説得力が増します。

② 課題解決力
困難に直面した際に、どのように対応したかが評価のポイントになります。単に努力しただけではなく、「どのような工夫をしたか」「どんな思考プロセスを経て解決したか」を詳しく伝えることが求められます。

③ 数値や具体例の有無
「アルバイトで頑張りました」だけでは抽象的すぎます。「月間売上を20%向上させた」「クレームを30%削減した」など、具体的な数値が入ることで説得力が増します。

④ 周囲への影響
自分だけの成果ではなく、「チームや組織にどんな影響を与えたか」も評価のポイントです。例えば、部活動で戦術を改善し、チームの勝率が上がったといったエピソードは好印象を与えます。

⑤ 成長や学び
企業は、新卒採用において即戦力よりも「成長できる人材」を求めています。そのため、経験から何を学び、どのように活かしたのかを伝えることが大切です。

知恵袋などでよく議論される「強いガクチカ」の特徴

インターネット上では「強いガクチカとは何か?」というテーマが頻繁に議論されています。特に知恵袋や就活フォーラムでは、次のようなポイントが共通して挙げられます。

① リーダーシップを発揮した経験
チームを率いた経験や、組織の課題を解決したエピソードは、高評価を受けやすいです。例えば、「サークルの代表としてイベントを企画し、前年比150%の参加者を集めた」といった例が該当します。

② 逆境を乗り越えたエピソード
困難な状況に直面し、それをどのように克服したかを語るエピソードは、説得力が増します。例えば、「ゼミの研究が壁にぶつかったが、新しい手法を導入して成功させた」といった話は印象に残ります。

③ 他者と協力した経験
単独での成功ではなく、チームワークを活かしたエピソードも評価されます。「アルバイトで接客マニュアルを改善し、クレーム対応が円滑になった」といった例がこれにあたります。

面白い・ユニークなエピソードの活かし方

ガクチカには、必ずしも「大きな成果」や「リーダー経験」が必要なわけではありません。ユニークなエピソードを活かすことで、印象に残る自己PRが可能です。

① 珍しい経験をアピールする
例えば、「プロのラーメン店で修行し、新しいメニューを考案した」「海外バックパッカー経験を活かし、異文化理解を深めた」といった、一般的な就活生が持っていない経験は大きな武器になります。

② エピソードの伝え方を工夫する
ありふれた経験でも、伝え方次第で魅力的になります。例えば、「塾講師のアルバイトで生徒の成績を向上させた」よりも、「勉強が苦手な生徒を2ヶ月で学年トップ10に引き上げた」と具体的な成果を強調すると、強いガクチカになります。

③ 企業の求める人材像に合わせる
ユニークなエピソードも、企業の価値観に合っていなければ意味がありません。たとえば、クリエイティブな仕事を志望するなら、「大学祭で新しいブランディング戦略を考案し、売上を2倍にした」といった話が適しています。

強いガクチカを作るためには、ただ経験を語るのではなく、その経験をどのように活かすかが重要です。

エピソード別ガクチカ例

ガクチカのエピソードは、人によってさまざまです。しかし、どのような経験であっても、適切な伝え方をすることで強いガクチカにすることができます。ここでは、具体的なエピソードごとにどのように構成し、アピールすべきかを解説します。

アルバイト経験

アルバイトの経験は、社会人としての基礎的なスキルを培ったことを示すうえで有効です。ただし、単に「接客を頑張った」「シフトをこなした」と述べるだけでは、他の応募者との差別化が難しくなります。

例えば、カフェでアルバイトをしていた学生が「売上向上のために新しいメニュー提案を行い、月間売上を10%増加させた」というエピソードは説得力があります。また、居酒屋のアルバイトで「外国人観光客向けの英語メニューを作成し、接客の幅を広げた」などの工夫を加えた話も評価されやすいです。

アピールポイント

  • 仕事の中で課題を見つけ、自発的に改善した経験
  • 周囲を巻き込み、チームワークを発揮した事例
  • 接客業なら「顧客満足度向上」、営業系なら「売上貢献」を数値で示す

学業・研究活動

学業や研究活動は、論理的思考力や継続的な努力が求められるため、企業の評価が高いエピソードの一つです。特に、困難を乗り越えた経験や、研究が社会にどのような影響を与えたかを示すと、より印象に残ります。

たとえば、「ゼミの研究で新しいデータ分析手法を取り入れ、学会で発表した」や「グループワークでリーダーを務め、プロジェクトを成功に導いた」などの経験は、思考力や主体性をアピールできます。また、難しいテーマに対して試行錯誤したプロセスも重要です。

アピールポイント

  • 研究テーマの選定理由とその影響
  • 困難をどのように乗り越え、成果を出したか
  • 分析力やプレゼンテーション能力の発揮

部活動・サークル活動

部活動やサークル活動は、チームワークやリーダーシップを示すのに最適なエピソードです。ただし、「大会で優勝した」だけではなく、どのような工夫や努力をしたかを強調することが大切です。

例えば、サッカー部のキャプテンが「戦術を分析し、チームの勝率を向上させた」や、軽音サークルの代表が「新入生向けのイベントを企画し、メンバー数を前年比150%増やした」など、影響を与えた実績があると説得力が増します。

アピールポイント

  • チーム内での役割とリーダーシップの発揮
  • 組織の課題を見つけ、改善した経験
  • イベントや活動を通じて得た学びと成果

ボランティア活動

ボランティア活動は、社会貢献意識や協調性を示すのに適しています。ただし、「参加しました」というだけでは評価されません。主体的に取り組んだエピソードが重要になります。

例えば、「被災地支援活動に参加し、寄付金集めのイベントを企画した」や「子供向けの学習支援ボランティアで、新しい指導法を取り入れた」など、具体的な成果を示すことが重要です。

アピールポイント

  • なぜそのボランティアに参加したのか(動機)
  • 活動の中で直面した課題と、それをどう解決したか
  • 活動の成果と、どのような影響を与えたか

インターンシップ経験

インターンシップの経験は、業務を実際に体験した上での学びをアピールできる貴重なエピソードです。特に、企業の業務改善に貢献した経験や、新たな提案を行ったエピソードは評価されやすくなります。

例えば、「営業インターンで顧客データの分析を行い、成約率を向上させた」や「マーケティングのインターンでSNSの運用方法を改善し、フォロワー数を増加させた」などの成果があると、実務での貢献度が伝わります。

アピールポイント

  • 企業の課題に対してどのような提案をしたか
  • どのような工夫やスキルを活かしたか
  • インターン経験を今後どのように活かすのか

ガクチカのエピソードは、伝え方次第で大きく評価が変わります。単なる経験の羅列ではなく、「課題 → 取り組み → 成果 → 学び」の流れを意識し、企業が求める力を伝えましょう。

ガクチカが本当にない場合の対策

「学生時代に力を入れたことがない」と悩む人は少なくありません。しかし、特別な経験がなくても、視点を変えたり、新しいことに挑戦したりすることで、十分に魅力的なガクチカを作ることが可能です。ここでは、今からできる対策や、小さな経験を活かす方法を紹介します。

今からできること一覧(1年生向け含む)

ガクチカのためには、何か新しい経験を積むことが有効です。まだ大学1年生であれば、以下のような活動を今から始めることで、後々強いエピソードを作ることができます。

おすすめの取り組み

  • アルバイト:接客・販売・塾講師・飲食店など、経験を通じてコミュニケーション力や課題解決能力を磨く。
  • 学業・資格取得:TOEICやIT関連資格、会計資格など、将来に役立つスキルを習得する。
  • サークル・部活動:チームでの役割を持ち、リーダーシップや組織運営の経験を積む。
  • ボランティア活動:地域の清掃活動、災害支援、福祉活動などに参加し、社会貢献の経験を得る。
  • インターンシップ:短期・長期の企業インターンに参加し、実務経験を積む。
  • SNS・ブログ運営:情報発信を通じてライティング力やマーケティングスキルを向上させる。

特に1年生の場合、就活を意識した活動を始めることで、3年生になったときに自信を持ってガクチカを語れるようになります。

小さな経験を強いエピソードに変える方法

特別な経験がなくても、日常のちょっとした出来事を工夫して伝えることで、魅力的なガクチカにすることができます。

① 目標を設定する
どんな経験でも「なぜそれをやったのか」が明確であれば、説得力のある話になります。例えば、「学業で苦手科目を克服した経験」を取り上げる場合、「どのような勉強方法を工夫したのか」を強調すると、主体性が伝わります。

② 困難を乗り越えたストーリーを作る
些細なことでも、「苦労した経験」が含まれていると印象に残りやすくなります。例えば、アルバイトで「最初は接客が苦手だったが、積極的に学び、売上アップに貢献した」という流れにすると、成長のプロセスが伝わります。

③ 数値や具体的な成果を入れる
例えば、家庭教師のアルバイトで「生徒の成績を上げた」というエピソードよりも、「2ヶ月で平均点を15点向上させた」のように具体的な数字を入れると説得力が増します。

ガクチカを作るためのネタ探し

「何も思い浮かばない」と感じる人は、これまでの経験を振り返ることで、意外なガクチカのヒントを見つけることができます。

ガクチカのネタを見つけるための質問

  • どんなアルバイトやサークルに参加したか?
  • どんなことに努力した経験があるか?
  • 自分が一番頑張ったと感じることは何か?
  • 他人から「すごい」と言われたことは何か?
  • 成功した経験や失敗から学んだことはあるか?

例えば、「文化祭でクラスの出し物を成功させた」「友人と共同でイベントを企画した」といった経験も、工夫次第で立派なガクチカになります。

ガクチカは、特別な経験がなくても作ることができます。日々の小さな挑戦を意識し、それを言語化することで、説得力のあるエピソードに仕上げましょう。

強いガクチカを作成するためのポイント

強いガクチカを作るためには、単に経験を語るだけでは不十分です。企業に伝わりやすい形で整理し、魅力的にアピールする必要があります。そのために重要なのが、「数値を用いた成果の提示」「志望企業の価値観に合わせたエピソード選択」「自分の強みを活かしたエピソードの選定」です。ここでは、それぞれのポイントを具体的に解説します。

数値を用いた成果の提示

就職活動では、エピソードの説得力を高めるために、成果をできるだけ数値で表現することが重要です。数字を使うことで、どれほどの成果を上げたのかが明確になり、企業に具体的なイメージを持たせることができます。

例:アルバイト経験の場合

  • 「アルバイト先の売上向上に貢献した」 → 「SNSを活用したプロモーションを行い、来店数を3カ月で20%増加させた」
  • 「業務の効率化に取り組んだ」 → 「注文受付の手順を見直し、平均待ち時間を5分短縮した」

例:サークル活動の場合

  • 「イベントを成功させた」 → 「前年の参加者数100人から、SNS告知を活用し200人まで増やした」
  • 「新歓活動を頑張った」 → 「勧誘方法を改善し、新入部員数を前年比150%増加させた」

このように、定性的な表現ではなく、具体的な数値を入れることで、企業側も成果の大きさを客観的に理解しやすくなります。

志望企業の価値観に合わせたエピソード選択

企業によって求める人物像は異なります。そのため、エピソードを選ぶ際には、志望企業の価値観や業務内容と関連性の高いものを選ぶことが大切です。以下の表では、主要な業界ごとに評価されやすいガクチカの特徴を整理しました。

業界企業が求めるスキル・価値観適したガクチカの例
コンサル課題解決力・論理的思考力ゼミでデータ分析を行い、新しい仮説を立証
IT技術力・問題解決力プログラミングコンテストで入賞、アプリ開発プロジェクトに参加
広告・マーケティング創造力・発信力SNS運用でフォロワーを1万人増やし、集客効果を高めた
金融分析力・責任感インターンで財務データを分析し、業務改善案を提案
メーカー企画力・チームワークサークルで新商品開発に挑戦し、イベントで販売実績を上げた
商社交渉力・グローバル視点海外ボランティアに参加し、多国籍チームでプロジェクトを遂行

例えば、IT業界を志望するなら、技術的な課題を乗り越えた経験を選び、広告業界を志望するなら、自分のアイデアを発信して影響を与えたエピソードが適しています。企業の求めるスキルを把握し、それに合ったエピソードを選ぶことで、より説得力のあるガクチカを作ることができます。

自分の強みを活かしたエピソードの選定

ガクチカの目的は、単に経験を語ることではなく、自分の強みを企業に伝えることです。そのため、自分がどのような能力を持ち、それをどのように発揮したかを示すことが重要です。

強みを活かしたエピソードの選び方

  • リーダーシップが強みの場合:サークルやアルバイトでの組織運営やチームマネジメントの経験
  • 課題解決力が強みの場合:ゼミやインターンで問題を分析し、解決策を考えた経験
  • 継続力が強みの場合:長期間取り組んだ研究や、目標達成のために努力し続けた経験

例えば、「アルバイトで新しいオペレーションを導入し、業務効率を向上させた」場合、それが「リーダーシップを発揮して周囲を巻き込んだ経験」なのか、「分析力を活かして改善策を考えた経験」なのかによって、アピールポイントが異なります。

強みを明確にするための質問

  • どんな状況で周囲から評価されたか?
  • 自分が苦労して乗り越えた経験は何か?
  • 他の人と比べて得意なことは何か?

これらを整理することで、自分に合ったエピソードを選びやすくなります。

ガクチカ作成時の注意点

ガクチカを作成する際には、内容の選び方や伝え方に注意が必要です。適切なエピソードを選ばなければ、企業の評価を下げる可能性があります。ここでは、特に避けるべきポイントとして「高校時代のエピソードを使わない」「嘘や誇張をしない」「実績を伴わない趣味のエピソードを避ける」の3点を解説します。

高校時代のエピソードは避ける

就職活動では、大学時代の経験をもとにガクチカを作成するのが基本です。高校時代のエピソードを話すと、「大学生活で成長した経験がないのか?」と企業に疑問を持たれる可能性があります。

なぜ高校時代のエピソードは避けるべきか?

  • 成長の過程を示しにくい:大学時代の経験と比べると、自己成長や主体性が伝わりにくい。
  • 社会人スキルと関連しにくい:高校時代の部活動や学業の成果は、企業が求めるスキルと結びつきにくい。
  • 他の応募者との差別化が難しい:高校の部活動や受験勉強は、他の就活生と類似したエピソードになりやすい。

例えば、「高校のサッカー部で全国大会に出場した」というエピソードは一見すごい実績に見えますが、大学では新しい挑戦をしていないのかと疑われるかもしれません。そのため、「大学時代に経験したこと」をもとにガクチカを作成することが重要です。

嘘や誇張はしない

企業に良い印象を与えようとするあまり、事実を誇張したり、実際にはなかったエピソードを作ったりするのは避けるべきです。面接では、深掘り質問がされるため、話の辻褄が合わなくなり、不信感を抱かれる可能性があります。

嘘や誇張がバレる瞬間

  • 具体的な数字を聞かれて答えられない:売上を「50%向上させた」と言っても、「どうやって達成したの?」と聞かれて説明できない。
  • 細かいエピソードの説明に矛盾が出る:リーダー経験を語ったのに、「どんな課題がありましたか?」と聞かれて答えに詰まる。
  • 他のエピソードと一貫性がない:別の質問と整合性が取れず、不自然な印象を与える。

例えば、「インターンで新規顧客を100社獲得した」と大きく盛った場合、具体的な手法や結果を詳しく聞かれた際に矛盾が生じます。面接官は数多くの応募者を見ているため、不自然な話はすぐに見抜かれます。自分が実際に経験したことを正直に語ることが大切です。

実績を伴わない趣味のエピソードは避ける

「趣味や個人的な活動」をガクチカとして話すこと自体は問題ありませんが、実績が伴わない場合はアピールが弱くなります。ただ「読書が好き」「映画鑑賞が趣味」といった話をしても、企業が求める能力を伝えることができません。

趣味のエピソードを使う場合の注意点

  • 主体性がある取り組みになっているか?
  • 努力や工夫が伝わるか?
  • 成果を数値化できるか?

例えば、「ブログ運営を趣味にしている」というエピソードでも、「3年間で500記事を投稿し、月間3万PVを達成した」といった具体的な成果があれば、継続力や発信力のアピールにつながります。一方で、「映画が好きでよく観る」というだけでは、自己PRにはなりません。

趣味をガクチカに活かす例

趣味NGなエピソード強いガクチカに変える例
読書ただ本を読むのが好き書評ブログを運営し、月間1万PVを達成
映画鑑賞映画をよく観る映画レビューサイトに投稿し、ランキング上位に入る
ゲームゲームをプレイするだけeスポーツ大会で優勝し、リーダーシップを発揮
料理料理を楽しむ料理教室を主催し、SNSでレシピ発信を継続
音楽バンドを組んでいるオリジナル曲を制作し、配信サイトで5000回再生達成
スポーツ運動をしているサークルで初心者向けのトレーニングプログラムを考案

このように、趣味を話す際は、「成果」や「工夫した点」をセットで伝えることが重要です。

よくある質問

ガクチカのエピソードのランキングは?

ガクチカのエピソードは一般的に「リーダー経験」「課題解決力を示せる経験」「チームでの成果」が評価されやすいです。具体的には、①ゼミや研究での成果、②アルバイトでの業務改善、③サークルでの運営・改革、④ボランティアでの社会貢献、⑤インターンでの業務貢献などが上位に挙げられます。ただし、ランキングにこだわるよりも、自分の経験をいかに論理的に伝え、成果や学びを示せるかが重要です。

自己PRと学生時代頑張ったことが被るのはNGですか?

自己PRとガクチカが重なること自体は問題ありません。ただし、伝え方を工夫する必要があります。例えば、「アルバイトの経験」をガクチカで話した場合、自己PRでは「その経験を通じて培った能力」に焦点を当てると、違いを出せます。ガクチカは「具体的なエピソード」、自己PRは「その経験から得た強み」を伝える形にすると、内容が重なっても一貫性があり、魅力的なアピールができます。

ガクチカの文字数は何文字が一般的?

ガクチカの文字数は、企業によって指定が異なりますが、エントリーシート(ES)では400〜600文字が一般的です。面接での回答は、1分程度(約300文字)が理想的です。短すぎるとインパクトが弱くなり、長すぎると要点が伝わりにくくなります。「課題→行動→成果→学び」の流れを意識し、簡潔かつ論理的にまとめることが重要です。

ガクチカで勉強はダメですか?

ガクチカで勉強をテーマにするのは問題ありませんが、伝え方を工夫する必要があります。単に「試験勉強を頑張った」ではなく、「苦手科目を克服するために独自の勉強法を開発し、成績を向上させた」など、課題解決の視点を入れると説得力が増します。また、「ゼミでの研究」「資格取得」「論文発表」など、学業の成果を示せるエピソードは企業の評価が高い傾向にあります。

ガクチカで書いてはいけないことは何ですか?

ガクチカで避けるべき内容は、①ネガティブな話(「特に頑張ったことがない」「何も達成できなかった」)、②高校時代のエピソード(大学での成長が伝わらない)、③個人的な趣味(成果や影響が示せない)、④嘘や誇張(矛盾が生じやすい)、⑤倫理的に問題のある話(法律違反や不適切な行動)などです。企業は「成長する力」を見ているため、前向きな内容でまとめることが重要です。

ガクチカは何個作ると良いですか?

ガクチカは、最低でも2〜3個用意すると良いでしょう。企業によって求めるスキルが異なるため、異なるタイプのエピソードを準備することで、面接官の質問に柔軟に対応できます。例えば、1つは「チームでの経験」、もう1つは「個人での挑戦」、さらに「リーダー経験」など、異なる視点から強みを伝えられるようにすると効果的です。

強いガクチカを作ることで、企業にあなたの魅力をしっかり伝えられます。今回紹介したポイントを実践し、自分らしいエピソードを磨きましょう。今からでも間に合います。効果的なガクチカを作り、就活を有利に進めてください。

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サムライカレー主催者。(株)スパイスアップ・アカデミア代表取締役。青森県教育改革有識者会議常任委員を務める傍ら、年に10以上の大学で講義を行っている。早稲田大学理工学部卒。日本オラクル、日産自動車などを経て、海外で就職する方法を教授する作家活動を行う。著書に「セカ就!(朝日出版社)など4冊。
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