我々は、学生に、海外で、ビジネス体験をしてもらうプログラムを提供しています。
このプログラムには、学生に「もう一つの世界」でリミッターを外して行動をしてもらう体験を提供してもらうという、もう一つの側面があります。
なぜ海外なのか?理由は大きくわけて2つあります
1.外国人のお客さんのために、外国人のスタッフと協力して働く体験をしてほしい
日本人は、外国人とコミュニケーションをとるのが苦手です。
そして、ついうっかり日本のモノがベストだと思い、それを外国人に押しつけ、全然売れないなんてことを繰り返しています。おかげで、海外で日本の家電をさっぱり見なくなってしまいました。
だから、外国の人の意見を聞き、外国人スタッフと協力して、外国人のお客さんを喜ばせる体験をすることで、日本のモノを海外に売れる人材、外国人にうける製品を開発できる人材を育てたいのです。
ただ、これは、日本国内で、外国人観光客相手のビジネスをすることでも学ぶことができます。
実際、サムライカレー卒業生は、その様な分野で活躍している人が多数います。
ならば、なぜわざわざ飛行機で海外までいくのか?
それは、
2.学生が普段生活しているのと違う「もう一つの世界」で、リミッターを外して活動して欲しい
からです。
日本にいると、いろいろしがらみがあります。
一生懸命頑張ってる姿ってちょっと恥ずかしかったりして、それをLINEのグループとかに流されちゃうのってちょっとイヤだったりします。
日本で大声張り上げてお客さんにもの売ったり、下手な英語で一生懸命話しかけたりするのってちょっと恥ずかしかったりします。
でも、自分が普段住んでる世界とは違う、外国だと、周りに知っている人は誰も居ない。知り合いは、一緒にプログラムに参加して、一緒に全力で頑張っているメンバーだけ。
だから、躊躇なく、全力を出せちゃうんです。
キリストが地元で奇跡を起こせなかったように、今まで育ってきた場所ではできないことってたくさんあるんです。
そのリミッターは、環境を変えれば、簡単に取り外すことができます。
だから、プログラムに参加した学生たちは、びっくりするくらい積極的だし、いろんなことをやりまくるから、成功も失敗もたくさんできる。
その中で、自分が得意なこと、苦手なことを見つけ、成果を出すことができる。
環境を変えることで、人はこれだけいろんな事ができるようになるんだということを、日々実感しています。
今、インターネット空間にVR技術を使って、新しい世界を創ろうという取り組みが行われています。
でも、リアルな空間でも、国境を越えることで、彼らに採っての新しい世界をつくることができるんです。
そんな体験を、一人でも多くの学生にしてもらえるよう、日々プログラムをブラッシュアップしています。
よりよい「もう一つの世界」の創造のために。