サムライ伝説その5-2 サムライカレーパンを作ろう!(作ったら全力で売ろう!編)

back8_1 5-1 サムライカレーパンを作ろう!(カンボジア人がカレーライスが嫌いなら!編) back8_1b 6-1 サムライカレーパン 1000本販売プロジェクト!(イノベーションを伴う準備編) サムライカレーパン、販売好調! 5-2a サムライカレープノンペンの店舗営業は11時から14時半なのですが、その後にカレーパンを作り街に繰り出すサムライズ。 プノンペン市内の中心地ボンケンコンエリアや、外国人が多く集まるリバーサイドエリアで路上販売をすると、すぐに2-30個が売れます。 もっと売れるところはないか?ということで、カンボジアサッカーリーグのスタジアムで100個売ったら、あっという間に100個完売! 5-2b (※スタジアムの販売は、2014年6月現在正式許可待ちのため一時中断してます) なんちゅうか、バカ売れです。テンションだだ上がり。 このサムライカレーパン、人に言うと「どこで揚げたの」と誤解されたりするのですが、揚げてません。 っていうか、単にそこらで買ってきたフランスパンに切り込み入れて、カレーはさんで売ってるだけです。 カレーパン=揚げパン という思い込みが海外では足かせになる気がします。 別に、揚げパンのカレーパンなんて日本人以外見たことないし、保守的なカンボジア人にとっては、自分たちが日頃食べてるフランスパンの方が安心感があります。 なにより、思いついた翌日から即実行出来ます。 最初は、店にあった発泡スチロールの箱に入れて売ってたのですがかさばるのでどうしようかなと。 翌日、コレでよくね?と、ビールの段ボールの空き箱にフランスパンを挿して売ったら、大きさぴったり! ちょうどビールの小瓶とフランスパンの大きさがぴったりだったのです。 さすがに、段ボールに直接パンをいれるのもなんなので、いい袋ないかなと探すのですが、中国正月で店が軒並み休みなので、近所の駄菓子屋の奥に勝手に入り、売り物ではないビニール袋を指さして「これくれ、これ」といって無理矢理150枚くらい購入。 ってなわけで、小学生の夏休みの工作並みのDo it yourselfで作ったサムライカレーパン。 こんなものをサッカースタジアムでゲリラ販売して、あっという間に100個売れちゃうんですよ! 商売、楽しい! 価格も当初の0.5ドルから、1.5倍の値段(0.75ドル)に上げても、売れる!でも、1ドルまで行くと売れ行きが鈍る!などと、体当たりで価格感を身体に刻み込んでいきます。 カンボジアの自国通貨は「リエル」なのですが、普通にUSドルが流通しています。多くの店では値段もドル表記してあり、リエルはおつり(0.25ドル=1000リエル)として使われています。 ただし、これは、外国人的生活をする場合に限ります。 3000リエル(0.75ドル)のサムライカレーパンを、カンボジア人に売っていて気付くのは、支払いがリエル札だということです。それも、1ドルよりも大きい5000リエル札とか10000リエル札で支払われることが多いのです。サムライカレー(3.5ドル)を日本人や欧米人相手に売るときには目にしないお札です。 そう。カンボジアの一般層の基軸通貨はやっぱりリエルなんです。 5-2c そうやって街をみると、屋台や小さなレストランの値段表記はリエルの場合が多いことが分かります。 日本人は、このリエルをみていないため、なかなかカンボジア人にアプローチできていないのではないかと。 こんな風に、地元の人に商売をしていると、カンボジアの経済の状況がちょっとずつ見えてきます。 ヤバイよ、カンボジアビジネス。楽しすぎる。 この日、創業者の一人、四方健太郎がサムライカレーに再参戦してきました。意気揚々と話す我々に、彼が出したミッションは、 Ust131213MO サムライカレーパンを1000本売ってこい!? 今日の10倍じゃないですか!それは…。 しかし、テンションマックスのサムライズ。これくらいの壁は越えてしまいそうな勢いで、威勢良くプノンペンの夜は更けていきます。 back8_1 5-1 サムライカレーパンを作ろう!(カンボジア人がカレーライスが嫌いなら!編) back8_1b 6-1

サムライカレーパン 1000本販売プロジェクト!(イノベーションを伴う準備編)

本連載は、毎週1回更新されます。 6-1 は8/10(日)公開予定。 すぐに読みたい!という人は、こちらをどうぞ。

コメントを残す