カンボジアと聞くと、多くの人が地雷、虐殺、貧困といった過去の悲劇を思い浮かべるかもしれません。しかし、この国はその苦難の歴史を乗り越え、驚くべき発展を遂げています。サムライカレープロジェクト参加者である岩本さんとの対談を通じて、カンボジアの現状とサムライカレープロジェクトならではの徹底したサポートを語ります。
プノンペンは現代的で安全な都市です。
(岩本) カンボジアって、地雷とか虐殺とか貧困といったイメージが強いんですが、怖いと思う人が多いと思うんですけど、大丈夫でしょうか?
(森山) はい。やっぱりカンボジアは地雷・虐殺・貧困の国と呼ばれていましが今は全く違います。特にプノンペンは安全で、一部の地域(国境付近など)に地雷が埋まっているだけで、基本は安全です。
まあ非常にイメージが悪いわけなんですけど、だけどプノンペンの街は一度来てみるとそのイメージがすごく大きく変わります。
今では高層ビルが立ち並ぶプノンペン(イオンもあるぞ!)
例えばこの写真です。これは2018年現在のプノンペンの写真なんですが、こんな大きなビルが建っているわけですね。
それ以外にもイオンモールとか出来ちゃったんですね。しかも2店舗あります。サムライカレーの宿舎から車で5分くらい行った所にイオンモールの2号店があるんですけど、このイオンモールの中は寿司コーナーとか日本の醤油味って書いてあるカップラーメン、これを0.6ドル、60円くらいで売っていたりします。
富裕層も多いカンボジア(スーパーカーは見慣れた光景)
(森山) カンボジアっていうと、赤土の乾いた道に、貧しそうな子たちが佇んでいるというイメージが頭に浮かびます。
でも、それは間違いです!9割以上の道路が舗装されているんです。舗装されている道を走っているのは7割の車がトヨタ製の車で、やたらとプリウスが走っています。たまにBMWとかポルシェとか、ランボルギーニとか、それは分かりやすいスーパーカーが走っていたりしてすごいんですよ。
ちなみに人口1人あたりのBMWの購買数はカンボジアが世界ナンバーワンらしいです。なぜそんなことになっているかというと、先程見たような荒れ地の様な場所に大きなビルというのがどんどん建っていって、そうすると、その土地を持っている人には、売ったり貸したりすることで莫大なお金が入ってくるんですね。だから僕の住んでいるマンションのオーナーさんに話を聞いてみると、月収一千万だということでした(笑)
(岩本) それは・・(笑)
(森山) そういう訳なので3ヶ月ほど我慢すると、ポルシェが買えてしまう。
小学生がガンダムのプラモデルを買うぐらいの感覚で高級車のBMWを買っていたりするんです。ちょうど家の近くにすごく安く食べられるお店があるんですけど、そこにポルシェが停まってたりして(笑)
そんな感じで、あらゆる所で貧しさや厳しい環境というのは、実際行ってみると全く感じないんですね。サムライカレーの近くに大きなイオンモールがあって、グンゼが経営しているスポーツクラブがあったり、ウォータースライダー付きのプールがあったり、生活に困るということは全然ないということですね。
衛生的で安全な日本人が過ごしやすい生活環境
(森山) 実際、食べ物なんかにも全く困らないですよね?
(岩本) はい。全然困らなかったですね。
(森山) モールでカツ丼を買って、レンジでチンして食べると美味しい、そんな日本と変わらない感覚の所だったりします。実際住むところも、我々は日本人が経営している大きなビルを借りていて、そこに皆さんで住んで頂くことになります。部屋がキレイで、大変広いところです。(こちらも、岩本さんにも住んで頂きましたが・・)
(岩本) そうですね。広くて、本当に何も困ることはなかったです。部屋も4人くらい入ってもまだ余裕がありましたね。
(森山) その広い部屋に2人で住んで頂くことになります。エアコンや、ホットシャワーもあったりで、体調を壊すという事はあまりないと思いますが、冬に行くと、カンボジアは気温30度で夏のような気候です。
気温差で風邪を引いたり、熱中症など体調を崩すということもあると思うので、日本人のお医者さんがいる病院があります。ここは医師も看護師さんも日本人ですので、すべて日本語で対応して貰えるのですごく安心ですね。
海外旅行保険に入っていれば、無料で診察が受けられる上にお薬も貰えるので、日本で病院にかかるよりもコストがかからなかったりします。病気とか大丈夫かな?といった心配もあるかと思いますが、もし体調が優れないということがあれば我々スタッフがすぐに一緒に病院に連れていきますので安心してくださいね。
基本は安全、気をつけるのはiPhoneの盗難など
初めての海外となると、まず空港に出た、という所で結構不安になるということがあると思うんですね。
しかしプノンペン空港は意外とキレイですし、我々スタッフが空港までお迎えにあがりますので、すぐ横にあるパークカフェでスタッフが待っているので、そこでタクシーやバスに乗って、サムライカレーの宿舎に行きます。
海外が初めての方でも、成田空港や関西空港からプノンペン空港にたどり着いていただければ、ひとまず飛行機のチケットを用意して頂いて飛行機に乗れる方であれば、あとは僕らが何とかしますので、どなたでも参加して頂けます(笑)
あとは犯罪ですね。治安は大丈夫なのかと色々な方から聞かれたりしますが、殺人事件が起こるという事はそんなにないです。2017年において、外国人が巻き込まれた事件というのは1件だけです。
大体、500〜600万人くらい外国人が来ていますが、その内の1件なので、非常に低い確率ですね。東京都の外国人が巻き込まれる殺人事件に比べると低く、大きな事件に巻き込まれる確率は大変低いです。
ただ、iPhoneは盗まれる可能性があります!世界で一番盗まれるのはiPhoneですね。今の所80人に1人くらいの割合でiPhoneを盗まれていて、そんなに高い確率ではないんですが、どうしても、この写真にあるトゥクトゥクという乗り物に乗っていて、iPhoneを出して撮影なんかをしていると、横からバイクが走ってきて、そのまま盗られちゃうケースがあったりするんですね。ですので、iPhoneに関しては気をつけなければならないですね。
ただ最近、Grabタクシーっていう、ライドシェアっていうんですけれども、アプリでタクシーを呼べる会社ができました。皆さんにはサムライカレーからiPhoneを1チームに1台貸し出しして、このタクシーを使って、移動して頂くことになります。
Grabタクシーを使うと、あんまり盗まれないです。実際、この前のプログラムの時に2人、これは全くの自己責任になるんですが、タクシー内にiPhoneを置き忘れたという事例がありまして、
ただし両方ともアプリで運転手さんに連絡したら、運転手さんがわざわざ届けてくれて見つかったんですね。こうしてどんどん改善しているので、その点でも安心して来て貰えるかな、と思っています。
全国の日本人学生が安全にサムライカレーに参加・卒業しています。
実際5年間で累計761人が参加していて、去年1年間で275人、カンボジアだけでも142人が来てくれています。これは全国津々浦々、117大学から参加して頂いていますね。
どちらかというとやっぱり女性の方が、カンボジアとか怖いと思うじゃないですか?確かにそうかもしれなくって、最初の1年はすごく割合も低くて10%位しかいなくて、でも2018年度には49%。男女の比率がほぼ同じになっています。時期によっては女性の方が圧倒的に多いこともあって、男性2人、女性18人なんてこともありました。
こんな風に最近カンボジアもだいぶ都会になってきたよ、というのが一般的になってきて、女性でも大丈夫かな?と思って貰える感じになってきています。実際来てみたら、予想以上に大丈夫だったという感想をたくさん頂いています。(岩本さんもそういう危険な目にあったりとかは・・)
(岩本) 実際危険な目にあったりとか、そういう事は全くなかったですね。
(森山) 確かに、海外なので油断すると何があるかはわかりませんが、このプログラムには安心して来て頂けるかなと思っています。今までのカンボジアのイメージとは違い、初めての海外でも大丈夫です!こんなサムライカレープロジェクトに興味を持った方は是非チャレンジしてみてくださいね!
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