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Tadakiさん
大学2年生

私は「大学生のうちにお金を稼ぐという経験をしてみたい」と思い、サムライカレーに参加しました。行く前は、カンボジアはスラム街のような町並みをイメージしていて、貧富の差もあまりなく、みんな同じくらいの生活をしているのだろうと思っていました。
でも実際に行ってみるとその考えは間違っていて、ベンツなどの高級車に乗る人もいれば、子どものサッカー教室に高いお金を払える家庭もありました。一方で、厳しい生活をしている人もいて、思っていた以上に格差があることを知りました。経済が発展していくと同時に、こうした差も広がっていくのだと感じました。

一番印象に残っているのは、ナイトマーケットでの販売初日です。到着したとき、「このまま待っていてもチャンスは来ない」と思い、自分からお客さんに声をかけて商品を売りに行きました。最初は勇気がいりましたが、その行動がきっかけで初日だけで60ドルの売上に貢献することができました。やってみてうまくいかなければ、その理由を考えればいい。そうすれば失敗も次に活かせる。そう思えるようになったのは大きな収穫でした。
また、この活動を通じて「ビジネスをするときは、その先にある目的を常に意識することが大事」だと学びました。私たちの場合は「アイセンターの子供たちを支援すること」が目的でした。その存在を思い出すことで、売上が伸びずに苦しいときも「もう少し頑張ろう」と踏ん張ることができました。
サムライカレーでの経験を通して、「思い立ったらすぐ行動すること」と「目的を見失わないこと」、この2つの大切さを実感しました。


