- 基本情報
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tyさん
大学3年生

私は、夏休みに時間があり何か用事を作りたかったこと、就活に役立ちそうだと思ったこと、そして「カンボジアで2週間過ごせればどこでも生きていけそう」という挑戦心からサムライカレーに参加しました。加えて、海外旅行をしたい気持ちや、アンコールワットを見てみたいという思いもありました。
参加する前は、カンボジアは発展途上国でライフラインも十分に整っていないのではないかという印象を持っていました。
しかし、実際に行ってみると、綺麗なショッピングモールが多く、デリバリーも安価で、日本の田舎の地元よりも快適に過ごせると感じたほどでした。

このプログラムで特に印象に残っているのは、押し売り営業をしていたときの出来事です。私は「スマホでクメール語の翻訳を見せれば誰でも理解してくれる」と思っていましたが、あるおばさんは文字が読めなかったようで、その場で子どもが読み上げて説明している姿を見て、識字率の低さに驚かされました。現地の文化や教育の現状を垣間見た瞬間でもありました。
その経験を通して、今回のような短期間の販売では「商品(Product)」よりも「売り方(Promotion)」が重要だと強く実感しました。また、これまで企業説明会に参加するときは年間休日や有給消化率など働く上での条件ばかりを気にしていましたが、「仕事そのものにやりがいを感じられることこそ大切だ」と考えるようになりました。今後の就活において、働き方だけでなく、自分が情熱を持って取り組める仕事を選ぶことを意識していきたいと思います。


