- 基本情報
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ななかさん
大学2年で参加
私はコロナ禍で交換留学がなくなったため、海外で経営の勉強をしたいと思い、カンボジアに行ってみたかったので、サムライカレーに参加しようと思いました。
自分に何ができるのか知りたかったこと、とにかく海外で何かを学びたかったのです。
参加する前は、発展途上国で危なそうだし、そもそも電気とかあるのかなと思っていました。
しかし、実際に参加してみると、カンボジアは驚くほど発展していて、意外と安全で、ご飯も美味しく、カンボジア人はとても親切でした。トゥクトゥクが恋しくなるほどです。
このプログラムの中で、最初にローカルの土地でお寿司を売ってみたところ、一つも売れなかったことが印象に残っています。
今思えば、一食2ドルが当たり前な土地で生モノのお寿司2巻を3ドルで売ろうとしたのが無茶でした。
実際にマーケティング調査をし直したところ、カンボジア人は外国人やアニメは好きだけど、新しいものは苦手で、特に食べ物に関しては保守的で自分たちの慣れ親しんだものが一番いいことが分かりました。さらに、カンボジア人は朝型人間であることも判明しました。そこで、カンボジア人の好きな甘めの豚肉炒めをお弁当にして、朝6時から1つ1.5ドルで販売したところ、150個全部完売することができました。
その結果、私はマーケティング調査の重要性と、人のニーズを掴む難しさを学び、非常に刺激になりました。また、最後の他己分析シートで、一緒に取り組んでくれた仲間が自分の得意なところや足りないところを書いてくれたのが就活にも役立ちました。
特に、自分は逆算的な考え方が足りなかったため、迷走してしまうことがあったのですが、将来どうなりたいかを具体的に考えることで業界や会社の軸がブレることがなくなりました。現在、多くの業界が海外進出を視野に入れているため、どの面接官にも好印象を持ってもらえました。特に、人材業界では海外支社に行きたがる人が少ないため、印象が良かったです。
これから、人材業界で、日本国内だけではなく海外でも挑戦していきたいと思っています!