マーケティング理論を実践できた海外インターン生活|中山佳南さん。

 

(中山佳南さんプロフィール)私立文系 名古屋 女子大 2年

中山さんのインターン経験

本や講義で語られるマーケティング理論。中山さんは、それを異文化のカンボジアで試行錯誤の中で実践しました。知識を超えた海外での販促マーケティングの経験は、今後もビジネスの世界で生かされる事でしょう。アジアへの商品開発・販売を含めた海外マーケティングの分野での活躍をキャリアとして考えています。

◆マーケティング理論の実践|試行錯誤で見えてくる市場の攻め方。

Qサムライカレーで上手くいったことはどんなことでござるか

サムライカレーで上手くいった事にマーケティングの実践経験をつめた事があります。

現場から学んだマーケティングの実践として主に3つの事が上げられます。

1)市場(マーケット)の調査に基づく商品開発。

2)市場(マーケット)自体を増やすこと。

3)効率的な販促オペレーションを構築できた事。

順に説明させていただきたいと思います。

1)市場(マーケット)の調査に基づく商品開発。

一つ目は、一日目の販売の際に購入して食べていただいた顧客にアンケートを行い、改善して、売上を伸ばしたことです。考えた商品の味や大きさ、コストについてフィードバックをしていただきそれを踏まえて改善策を練りました。

市場調査に基づいて肉おにぎりから、肉丼に切り替えることで、売上を大きく伸ばす事ができました。

試食会では、肉乗せおにぎりを食べてもらったのですが、フィードバックの中で特に多かったのがお肉に対するごはんの量が少ないという意見でした。

そこで、おにぎりのご飯を増やして、肉丼にし、ご飯を下に敷き詰めて上にお肉を乗せることにしました。
肉乗せおにぎりを売ったときには、一日目は25ドルしか売れなかったのですが、肉丼は76ドル。3倍の販売に成功しました。

肉乗せおにぎりから、肉丼に切り替えました。調査に基づく販促マーケティングで売上は大きく伸びました。

2)市場(マーケット)自体を増やすこと。

二つ目は販売する方法を変えたことです。

今回、JET’S CONTAINERマーケットというナイトマーケットで販売をしていました。

しかしマーケットの中だけではお酒を飲んでいる顧客が多く、最低でも一時間は同じ場所にいます。
同じ人に繰り返しアプローチをかけたとしても購入していただけなく、売り上げが伸びません。

そこで、新しい顧客を狙いに外に出てタクシーの運転手や外の屋台でお酒を飲んでいる人やご飯を食べている人にアプローチをすることにしました。

このように、売る場所を増やし、アプローチする顧客を増やしたことも、売上3倍に繋がったと思います。

3)効率的な販促オペレーションを構築できた事。

三つ目は役割分担やタイムスケジュールがチーム内で上手く行われていたことです。

短時間で、マーケティングから調理、店の飾り付けなどを行う必要があるこのプロジェクト。

私たちは、販売開始の時間を自分たちで設定してそこから逆算し、今、何をすべきで、何時までに終わっておくべきことは何かをチームで把握するよう、to doリストをつくりました。

このリストを作ったことで、人手が足りないところがあれば、それぞれが補いあうことができました。
また、体調を崩さないよう買い出し組は早く起きてマーケットに新鮮な食材を買いに行く。その所在の調理は調理班が行うというかたちで分業にしました。

カンボジア人と日本人との味覚の差に苦戦するも、創意工夫を凝らし、売上3倍達成!

買い出し班は、早寝+昼寝。調理班は遅起きという形で、睡眠時間をしっかり確保し、病気でリタイヤすることなく、全員が最後まで稼働できたのも、最後までしっかりと販売ができた理由のひとつです。

 

◆海外マーケティングの専門家を目指して

Q自分が工夫した、がんばったことはどんなことでござるか?

一つ目は、アプリを使用してTukTukやタクシーを呼ぶのではなく、クメール語を覚え、タクシー運転手を案内し、買い出し時に時間短縮を行ったことです。

アプリでTukTukやタクシーを呼んでもすぐに迎えに来てくれるとは限らず現地の運転手が迷うことも多々あります。なので、自分でGoogle Mapを見ながら案内した方がはやいのです。

このように効率よく行動することによりたとえ、食材が足らなくなった時にでも限られた時間で買い出しに行きすぐに拠点に戻ってくることが可能となりました。

二つ目は、詳細に説明することで、私たち外国人に商品を販売されているという恐怖心をなくすことを心がけたことです。

私たちが作った商品が何であるか、コストはいくらかなど現地のクメール語を用いて説明することにより現地の人々に親近感を持ってもらい少しでも現地の言葉を発し興味を持ってもらうよう取り組みました。

Qサムライカレーで自分自身が成長したと思う事はどんなことでござるか?

一番成長できたと感じた部分はルールにとらわれず自ら働きかけ臨機応変な行動をとることができるようになったことだと思います。

JET’S CONTAINERマーケットで販売と言われながらも、周辺のTukTukの運転手や外の屋台で食事をしている人々に現地の言葉で喋りかけてアプローチするなど、自分がいいとおもったことを積極的に仕掛けていくことができました。

Q今後どんなことに取り組みたいとおもうでござるか?

現地の人々のニーズを調査してニーズに合ったものを届けることに面白さを覚えたので将来は海外でマーケティングの仕事をして、現地の人々に合った商品を届けたいと考えています。

今回のサムライカレーを通じて「カンボジア人は肉の量よりもご飯の量を増やしてほしい」というように、私たち日本人のニーズと現地の人々のニーズは全く違うと理解しました。自分の固定概念は排除し、お客さんが喜ぶものを見つけて、販売できるようなビジネスパーソンになりたいです。

◆ 最後に|サムライカレーでの経験を活かして

Qプノンペンの生活はどうでござったか?

レストランやイオンにはクメール料理だけではなく日本料理もあり、おいしかったので個人的には食事には苦労しませんでした。
急な天候の変化によるスコールには苦労したことは何回かありましたけど天候には逆らえないなと感じました。

さらに、現地の人々は笑顔で接してくれることがほとんどで日本人には足りないところだと感じました。そして、他大学の学生との関わりもちろん、こういったビジネスを行う機会は学生時代にはないので充実した二週間を過ごせたと感じました。

ちなみに、今回ヒアリングや試食会であった人や、一緒に働いたカンボジア人メンバーとFacebookで友達になり、その時の写真をアップしていったら、友達が友達を呼び、1000人以上の繋がりができました。

2週間では物足りない、もっと住みたいと思ったと語るkanaさん。カンボジアでは積極的に友人を作り充実した日々を過ごしました。

二週間では物足りないくらいでもっと住みたいと感じました。近くにはイオンがあり困ったときはすぐに利用できますし、便利でした。後半になると屋台飯を食べていました。衛生面では普通のレストランに比べると劣りますが一食1ドルとありがたかったです。

サムライカレーでの経験は、文化、経験、知識とも全てにおいてとても有意義で希少なものになりました。今後も私のキャリアで活かしていけたらと考えています。

 

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