- 基本情報
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宇代日菜さん
大学3年生
私は、海外でのマーケティングに興味を持ったことがきっかけで、サムライカレープロジェクトに参加しようと思いました。
参加する前は、カンボジアはあまり発展していない国で、道路も舗装されていないようなイメージを持っていました。
しかし、実際に現地を訪れてみると、イオンモールやスターバックスがあり、街中には綺麗な建物も多く、「こんなに発展しているんだ!」と驚きました。日本と同じような快適さが感じられる場面も多く、想像とのギャップが大きかったです。
このプログラムの中で印象的だったのは、販売戦略を改善して成果につなげられた経験です。私たちのグループは当初、スイーツ系の商品ばかりを販売していたのですが、午前中やお昼の時間帯にはほとんど売れず、売上が伸び悩みました。そこで、翌日からチャーハン、炊き込みご飯、焼き鳥といったご飯系のメニューを少しずつ追加し、反応を見ながら、最終日には一番人気だった商品を大量に用意して販売することに。結果として、時間帯を問わず売れる商品ラインナップを実現でき、目標としていた200ドルの売上を無事達成することができました。
この経験を通して得た最大の成果は、「ヒアリングの大切さ」を実感できたことです。私は普段、飲食店でアルバイトをしていますが、初めて来店したお客様から「どれを頼んだらいいですか?」と聞かれたとき、以前はおすすめを一方的に伝えていました。しかし、このインターンを通じて、まずはお客様の気分や好みを丁寧に聞き出してから提案することの大切さを学びました。相手のニーズをしっかり理解することが、サービスでもマーケティングでもとても重要なのだと、身をもって体感することができました。