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つやさん
大学2年生

私は「カンボジアに行ってみたい」という思いと、「ポルポトについてもっと深く学びたい」という理由で、サムライカレーに参加しようと思いました。
未知の文化に触れてみたいという純粋な好奇心もありましたが、正直、少し怖さも感じていました。
参加する前は、「中国マフィアが跋扈する危険な街なのでは?」と勝手に思い込んでいて、
ニュースやネットで見たイメージにすっかり影響されていたんです。
だから、内心はかなり不安でした。ところが実際は、カンボジアの人たちはみんな驚くほど優しくて、温かい方ばかり。
不安に思っていた自分が恥ずかしくなるくらい、現地の人々は親切で、笑顔にあふれていました。
それだけでなく、「自分たちの力だけでモノを売る」というビジネス体験にも、どんどん惹かれていきました。

このプログラムの中で、今でも特に印象に残っているのがマンゴーかき氷の価格設定のエピソードです。
当初は「2ドルが妥当かな」と思ってその価格で売っていたのですが、思い切って2.5ドルに値上げしても売れたんです。
正直、驚きました。
というのも、試食会では学生から「1ドルでも高い」と言われていたので、その意見をうのみにしてしまっていたんですよね。
でもこの経験から、他人の意見をそのまま信じるのではなく、自分で市場を見て調べることの大切さを痛感しました。
その結果、就活講座では、収入のリアルや面接必勝法など、自分がそれまで知らなかったことをたくさん学ぶことができました。
また、実際にモノを売る中で「どうすれば売れるのか」を試行錯誤した時間は、
私にとって、物事を自分で考え、解決する力を養う貴重な時間になりました。
思い切って飛び込んだこの経験が、ここまで自分を変えてくれるなんて、正直、思ってもいませんでした。


