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ぷぅさん
大学2年生

私は、友人に誘われたことがきっかけで、サムライカレーに参加しようと思いました。
最初はあまり乗り気ではなかったのですが、「せっかくの機会だし、行ってみようかな」という気持ちで決めました。
参加する前は、カンボジアの衛生環境や治安が悪いのではないかと心配していて、
正直、怖さや不安もありました。
「本当に大丈夫かな。自分に何かあったらどうしよう」と、出発直前まで迷っていたのを覚えています。
でも、実際に行ってみると、想像とはまったく違っていました。
現地の人たちは本当に優しくて、いつも笑顔で迎えてくれました。
食べ物も予想以上に美味しくて、最初の印象がどんどん覆されていくのを感じました。
「もっと早く来ていればよかった」と思うくらい、心がほぐれていきました。

このプログラムの中で特に印象に残っているのは、炒飯を5キロも作ったことです。
あのときは人数も少なかったのに、なぜか「いける!」と思い込んで、勢いで挑戦してしまったんです。
でも結果は思ったようにはいかず、売れ行きが悪くて、急きょポテトを販売することになりました。
それでも不思議と焦らずに、「なんで売れないんだろう?」と思って、現地の人に聞いてみたんです。
すると、「カンボジア人はポテトをあまり食べないよ」と、笑いながら教えてくれて。
その一言で、文化の違いやニーズを理解することの大切さを学びました。
この経験を通して、カンボジアに対する印象が大きく変わりました。
もともと両親には「危ないからやめたほうがいい」と反対されていたのですが、
たった2週間の滞在で、私の中では「カンボジアは、毎日を大切に楽しんで生きている人たちの国」へと変わりました。そして何より、英語を話すことに対して臆病だった私が、現地の人と英語でコミュニケーションをとり、友達になることができました。
それが、自分にとって大きな自信になりました。
「言葉が通じた」という喜びは、今でも心に残っています。


