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坊や達さん
大学1年生

私は、実践的なマーケティングを経験できる面白いプログラムだと思い、サムライカレーに参加しようと決めました。
「海外インターンってどんなことをするんだろう?」と検索していたとき、ふと目に入ったのがこのプロジェクトでした。市場で本気で商品を売り、現地の人たちと関わる。そんな“リアルなビジネス”を学生のうちに体験できる機会はそう多くはありません。
なにより、ただのインターンではなく、“自分で考え、自分で動く”ことが求められる挑戦に強く惹かれたのを覚えています。
参加する前は、スリや犯罪が多発する危険な街という漠然とした不安がありました。
「財布を取られたらどうしよう」「一人で歩くのは危ないかも」そんなことばかりが頭をよぎり、出発前はずっと緊張していました。親からも「本当に大丈夫なの?」と何度も心配され、自分自身も「やっぱり怖いかもしれない」と感じていたのが正直なところです。

しかし実際は、スリや犯罪はほとんど見られず、街の人々は驚くほど親切で優しかったのです。
空港の出口では、笑顔で「トゥクトゥク?」と声をかけてくる現地ドライバー。屋台から漂うスパイスの香り、土埃を含んだ生ぬるい風、そして夕暮れ時の市場の活気。最初こそ戸惑いもありましたが、道に迷えばすぐに助けてくれる人がいて、次第に「ここは安心できる場所だ」と感じるようになりました。
このプログラムの中で、スタッフの先輩がおにぎりを1個3ドルで売り出し、それを3日間で200ドル以上売り切った出来事が特に印象に残っています。
もともとは1ドルで販売する予定だったそうですが、先輩はその場の空気や客層を瞬時に見極め、「3ドルでも売れる」と判断してすぐに価格を変更。

その大胆さと即断力に、私はただ圧倒されました。自分だったら、きっと売れ残ることを恐れて値段を下げていたと思います。この出来事を通して、“現場で瞬時に判断する力”の重要性を強く学びました。
その結果、参加前は就職活動に関する知識がまったくなかった私が、現地での4時間にわたる就活講座を通じて、少しずつ視点が変わっていったのです。
講座では、社会人として必要とされる考え方や、「自分は何ができるのか」を言葉にする力を学びました。
それまで漠然としていた将来が少しずつ輪郭を持ちはじめ、現地での販売経験とも重なって、「自分がワクワクできること」や「どんな場面で力を発揮できるのか」が見え始めた気がします。


