- 基本情報
-
GInjiさん
大学3年生

私は、かつてのワーキングホリデー経験で培った異文化交流への興味と、マーケット調査から出店までを一貫して体験できる実践的な内容に惹かれて、サムライカレーに参加しようと思いました。特別な機会がなければ訪れることのなかったカンボジアという地で、実際に“物を売る”経験を通じて自分の可能性を広げたいと考えたのです。
参加する前は、少し不安もありました。高層ビルがほとんどない素朴な街並み、赤土の舞う道路、そしてかつての内戦の影響で今も地雷が残っているのではないかという恐怖心。現地の様子を知らない分、どうしても警戒心が先に立っていました。

しかし、実際に訪れてみると、その印象は大きく覆されました。市場にはスパイスの香りが立ち込め、夕暮れ時には子どもたちの笑い声が通りに響き渡ります。人々は控えめながらも温かく、目が合うと必ず微笑んでくれる。そんな空気の中で、私の中の不安は少しずつ和らぎ、やがて心からの興味と感動へと変わっていきました。
このプログラムで特に印象に残っているのは、屋台の運営経験です。私たちの班では、日本の屋台風メニューを4品販売しましたが、初日のホットドッグはわずか5つしか売れませんでした。正直、かなり落ち込みました。でも、そこで立ち止まらず、私はすぐにスタッフやお客様に味の感想を聞きました。「テリヤキ味は重たい」という声をもとに、ソースをチリソースとマヨネーズに変更。この改善が功を奏し、売れ行きはぐんと伸びました。これは、森山さんが話していた“マーケティングの4P”を身をもって学んだ瞬間でもありました。

また、2日目からは飲み物の販売もスタートしました。夕方、音楽が流れる時間帯にお客様が中央ブースに集まる中、私自身も一緒に踊って汗をかき、喉が渇いたことがきっかけでした。飲み物はほぼ原価で提供し、「喉を潤すついでに食べ物も追加で買ってもらう」という戦略をとりました。その結果、売上は夜になっても右肩上がりを維持。現場で感じたニーズに即対応することで、大きな成果につながることを実感しました。
このインターンを通じて、私は「まず動いてみること」の大切さを学びました。準備期間はわずか3日。悩んでいる余裕などなく、まずやってみることでしか前に進めない状況の中で、行動する力が自然と身についていきました。
もともと私はどちらかというと内向的な性格でしたが、班の中で英語が話せるのが私だけだったこともあり、自然とコミュニケーションの中心を担うようになりました。「君がいてくれて助かった」と言ってもらえたとき、自分の役割がしっかり果たせたことを実感し、大きな自信になりました。

さらに、帰国後の進路に悩んでいた私にとって、この経験は将来を考えるうえで大きな転機になりました。若い人が多く、熱気あふれる空気が流れるカンボジアという場所での生活は、日々が刺激に満ちていて、もう一度海外で挑戦したいという気持ちがはっきりと芽生えました。

発展途上国へは初めての訪問でした。
日本を含め先進国では中々感じられないエネルギッシュで国民がこんなにも活気で溢れている経験は本当に貴重なものでした。
この経験ができたのも森山さん、サムライカレーのスタッフさんのサポートのおかげです。
とても楽しく2週間過ごすことができました、ありがとうございました!


