奥長伸浩さん (2014年8月生)

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日本で資格試験の勉強に励む奥長さん。
その合間に、新たな世界を垣間見るため、カンボジアにやってきました。
日本とは全く違う、いい加減な国、カンボジア。真面目な彼にプノンペンはどううつったのか?そして、彼はどう変わったのでしょうか?

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サムライカレーを終えてから三週間ほど経ってからこの記事を書いています。
忘れているところも多くありましたが、日記および日報を読み直して印象的だった部分のみを記載したいと思います。
2週間という短い間でしたが、多くの知り合いや友人が出来、サムライカレープロジェクトに参加したことは自分にとって大変重要な経験になりました。

Q.サムライカレーで学んだことはどんなことでござるか?

私がサムライカレーで学んだことは大きく言って3つあります。
1つ目は行動すること。
2つ目は自分の心に素直であること。
3つ目は海外に来て肌で感じなければ分からないことは数限りなくあるということでした。

自分で行動してみて分かったことは、
自分が出来ることは、実際に動いたり行動することを怖がっていただけで、意外に多いということ。そして、行動することが自信をつける方法であるということです。
実際にカレーを作って、売ってみたことで、ものを売ることの大変さがわかったと同時に、自分にも出来ることだということがわかりました。

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また、森山さんがセットしてくれる飲み会などに積極的に参加することで、現地の社長など多くの人のお話を聞くことができました。彼らはどんどん行動することでチャンスを掴んでいる。私もこうやって、サムライカレーに参加したり、会合に同行したりすることでこういう感銘を受ける話を聞かせて頂くチャンスを掴めたので、皆さんの話の内容を率直に受け入れる事ができました。

また、サムライカレーでは2週目は強制的に書かされます。こうやって自分で自分のやったことを振り返るのは苦手だったのですが、単に苦手なのではなく、やらなかったために苦手になっていたということが分かりました。

こうやって、いろいろなことにチャレンジをしたり、苦手だったことを克服したりすると、失敗しても、人生は何度でもチャレンジできるのだなあと心から実感出来ました。。

また、サムライカレーの同期生やカンボジア人スタッフの仲間たちと仕事をしていると人間の生き方は無数にある、短い間でも人との信頼関係は作れるということを実感出来ました。
そうして信頼関係が築けると、人に頼ることができるようになります。今までは、何でも自分でやろうとしてきて上手く行かないこともあったのですが、出来ないことは人を頼っても良いということを学び、仕事の仕方が変わりました。

ただ、コミュニケーションは難しいもので、人に気を遣うことは日本人としての大事な美徳だが、時として自分自身の素直な気持ちをうやむやにしてしまう行為になってしまう恐れもあるということも感じました。これに関してはこれからの課題です。

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実際、海外に来て肌で感じなければ分ったことは、外人ってそんなに怖くない。相手も同じ人間なんだということです。
私の中では人間とは「男」と「女」と同様に「日本人」と「外人」に大きく分類されていたのですが、それは違いました。一緒に仕事をしていると、「お店をいいお店にしたい」という目標を共有出来たり「疲れたから休みたいよねー」という愚痴をいいあったりと、同じ人間なんだなと(今思うと当たり前なんですが)改めて感じることができました。

ただ、全てが同じかというとそんなことはなく、カンボジア人の好む味付けが、日本の味付けとは大きく異なっていることなども驚きです。クメールカレーの甘さや、全然辛くないサムライカレーを「辛い」といわれたり。こうやって同じ所、違うところを知り,理解していくのが大切なのだと思いました。

そして、アジア圏の人間(起業などで参入してくる日本人も含む。)の向学心の高さ、能力の高さには舌を巻きました。おかげで、自分自身の能力の無さを改めて思い、何とかしたいという焦りの感情を得ることができました。
以前の自分であれば、このプレッシャーに負けてしまい意気消沈したかもしれませんが、サムライカレーで、現状に不満を言うだけでなく、工夫をすれば不便さの改善ができることを学んだので、帰国後も前向きに努力していくことができそうです。

Q.サムライカレー2週間で、自分自身が成長したと思う事はどんなことでござるか?

5点あります
1.外人と英語でしゃべることに全く抵抗感が無くなったこと。
2.自分で考えて、決めて行動すること。
3.自分の自信の無さを行動によって払拭できるということを知り、日本でも実現できつつあること。
4.「税理士試験合格後に海外に出て働くんだ!」という現実感を更に鮮明にイメージできるようになったこと。
5.大抵のことに良い意味で鈍感になることができたこと。

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Q.なぜ、そのような成長ができたと思うでござるか?.

1.1研修の中で、カンボジア人がどれくらい頻繁にカレーを食べるのかといった市場調査をアンケート形式で行った際、カンボジア人を含めた外国人に積極的に話しかけなければならず、自信のない自分を嫌でも奮い立たせて市場調査を行う必要があったため。

2.カンボジアに来たことで現地にどういったものが足りないのか、何が必要とされているのかが分かり、将来アジア圏ないし海外で会計人として日本企業の海外進出支援を行う際に必要な情報の一端をつかむことができたため。

3.小さなことは気にしないというアジアの人の気質から、今までの自分が小さなことを気にし過ぎていたんだと彼らと接する中で気づかされたため。

いずれも「日本にいるときにはなんであんな過剰反応してたんだろう?」というもの。
来て見て、いい意味で鈍感になれたので、これからは、鈍感力を活かして、どんどん行動に移していこうと思います。

Q.「まだ自分には足りない」と感じていることはあるでござるか?

自分にはまだまだ自信が足りません。積極的な行動を重ねて自信を付けていっている毎日です。また、自分は視野が狭くなりがちな人間であるため、これから先も自分が苦手としてきたことに挑戦したり、自分が知らない海外へと旅をすることで、積極的に自分の視野を広げて近視眼的な自分の世界を大きくしていきたいです。

最後に、自分自身の英語力の低さを痛感しました。TOEICで630点程度の英語力のため、英語の苦手なカンボジアの方とのコミュニケーションを取る際、相手も苦手だし大丈夫だと高をくくっていた所がありましたが、やはり自分の思ったことを十分に伝えきれない瞬間で四苦八苦させられました。

たとえば、カレーの状態を示す「シャバシャバ」「もっさりした」といった表現を適切に伝えることが難しかったり、自分の知っている英語がいわゆる日本語英語であったりしました。

これらの点から考えても、相手の文化面を理解したうえでの英語力のUP(ビジネス英語のマスターを含む。)は「海外と日本を繋ぐ会計人になりたい」という自分の目標を達成するためには至上命題であると思います。

Q.最後にひとことよろしくでござる

カンボジアでカレー屋勤務経験があるなんていう破天荒な経験を持つ方は日本の中でも少ないのではないかと思います。参加するに当たっては「カレー屋ってなんやねん」といういぶかしむような気持ちがあったことも正直ありました(笑)

ただ、サムライカレープロジェクトという起業研修プログラムを終えた今となっては、二週間という短い期間の中でも学んだことが大変多い密度の濃いものであったと感じます。
このような様々なことに気づくことができるきっかけを与えてくれたサムライカレープロジェクトは、自分の将来の目標達成にとって大変重要な経験となりました。サムライカレー関係者の方々には大変感謝しています。どうも有り難うございました!!!

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サムライ君からひとこと

いい意味でも悪い意味でも思慮深く、落ち着いて考えるタイプの奥長さん。
考える前に、動け!考えても、考えた通りにモノは動かない!
という、サムライカレーそして、アジア流のやりかたに戸惑っているようでござった。

しかし、1週間たったころから、徐々にひらきなおりはじめ、どんどん動けるようになったでござる。日本に帰ってからも、その慎重さとサムライカレーで身につけた大胆さのバランスをとりながら、新たなキャリアに踏み出してくだされ!

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