西村将之介さん(2015年2月生)

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最終日の発表会で「心は折れてから勝負」という名言をだした西村さん。 その後、この4週間で知り合った多くのカンボジア人たちに挨拶回りをしてきました。 客観的に見ても、彼はこの4週間で「強く」なりました。どう強くなったかを聞いてみましょう!

Q.サムライカレーで学んだことはどんなことでござるか?

カンボジアでは、目の前で起きることがいつもぶっ飛んでいて、日々何が起きるのかをいつもワクワクしながら過ごしていました。

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海外長期滞在は初めてだったのですが、こうして振り返るといいことしかなくて(トラブルもありましたが些細なことのように思います)、食わず嫌いは良くないなと今まで海外に出ていなかったことを反省するくらいです(笑)

その中で学んだことを集約すると、日本の当たり前はカンボジア(海外)での当たり前ではないという「当たり前」のことに尽きます。(笑)

現地の人の稼ぎや生活リズム、風呂には水着で入ること、安全性のかけらもなく市場で吊るされている肉の塊、カップラーメンに砂糖を入れたりと日本人から見ればありえないと思うことも向こうからすれば単なる日常の一部。それを受け入れ、自分から溶け込んでいく努力が現地で受け入れられるためのカギでした。(もちろん、ビジネス上で対立するような部分(契約を結んでいるのに平気でサボったりなど)に関しては主張をきちんと伝える必要があることも学びました。)

「郷に入りては郷に従え」の精神が本当に大事だなと身をもって感じることができたのが一番の学びだと思います。

Q.サムライカレー1ヶ月で、自分自身が成長したと思う事はどんなことでござるか?

サムライカレーでは、店内の売り上げを向上させるために、欧米人をターゲットとしたマーケティングリサーチと広報宣伝を中心に行いました。また、スシとおむすびのオペレーションの整備、屋台での販売、新メニューの開発、月末のイベント開催など、自分たちがやりたいと考えたことを本当に自由に、かつ爆速で行いました。

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思いついたアイデアを自分でも考えられないほど自然に実行に移していたり、最終日には挨拶回りをするほど多くの現地での友人が出来たことも自分自身の成長だと思っていますが、最も大きな成長は、「心が折れてからが勝負」だというメンタルを身につけることができたことだと思っています

個人的に1ヶ月間で2回精神的にまいったタイミングがありました。1回目は屋台でのスシ・おむすびの販売の時で、昼のピーク時にどれだけ歩き回って声をかけてもなかなか購入まで至らず売れなかったこと。2回目は手巻き寿司イベントの開催時で、様々なプロモーションを試みたにも関わらずお客様が来る気配がなかったことです。

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今までなら、結果ではなく自分の努力にスポットを当てて「これだけ頑張ったのだからしょうがない」と言い聞かせる形をとっていたと思います。しかし、今回は悩む、諦めるといった選択肢は存在しませんでした。屋台の時は、場所や宣伝方法などを工夫し続け、制限時間ギリギリに完売までこぎつけ、イベントの時は、両手で看板を持って人通りの多いマーケット付近まで出ていき、恥ずかしさを捨てて泥臭く宣伝した結果、お客様を呼び込むことに成功しました。

海外でこのように追い詰められながらも結果に対して諦めず取り組めた経験は、今後の人生で貴重な財産になると思います。

Q.なぜ、そのような成長ができたと思うでござるか?

もちろん、サムライカレーのスタッフやもりぞおさんの存在が心強かったです。
また、仲間が頑張っているのに自分だけ成果を出さずにすごすごと帰るわけにはいかないという負けず嫌いな部分も理由です。

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しかし、それ以上に店舗運営を自分たちが好きなように行える自由と引き換えに、お店の売上や評判に対して「責任」を負っているという部分を常に考えられたことが一番だと思います。そこを1ヶ月見つめ続けられたからこそ、とにかく売上を伸ばせるよう愚直に取り組めたし、店舗での売上を2倍にするという大きな結果も残せたと思っています。(自慢!!!笑)

また、上記の思いから、自分たちがいなくなってからの方が重要だと考えてもいたので、2月に取り組んだことをきちんと資料として来月以降の運営に活かせるよう残しました。目指せ、2号店!!(笑)

Q.「まだ自分には足りない」と感じていることはあるでござるか?

1ヶ月を終えて感じているのは、英語(ないしは現地語)を用いての「正確な」コミュニケーション力です。今までの人生で喋った英語よりも1ヶ月カンボジアで喋った英語の方が間違いなく多かったですが、自分が話す方面でも満足に表現できなかったのはもちろん、相手の話も満足に聞き取ることができず、せっかくのチャンスを雑なコミュニケーションで終わらせてしまうことが多々ありました。

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もちろん、それでも生きていく上で困ることはないのですが、海外で戦うことを志すならば相手の言わんとすることを理解し、その上で自分の主張を英語で語れるレベルにはならないとダメだと感じました。なにより相手と会話出来ないのは悔しくてしょうがないです!!!

日本にただ住んでいるだけでは日常的に英語を使う機会はほとんどないので、環境というのは成長する上で大事だなと痛感する1ヶ月でもあり、だからこそ自分で英語を「話す・使う」意識を強く持たないとダメなので、今後はそこが課題になってくるかなと思います。

Q.今後、どんなことに取り組みたいとおもうでござるか?

3月からは就職活動が控えているので当面はそちらに専念したいと思っています。今回の研修を経てみて、海外で働くことは面白いなと思ったし、将来的には世界のどこへ出ても生きていける人間にならなければいけないと感じました。なので、もりぞおさんの言うように社会人としてのビジネススキルをきちんと身につけるとともに、海外展開を積極的に行っている企業を視野に入れて取り組んでいきたいと思います。

無事に決まれば、残りの学生生活でまだ回っていない東南アジアを制覇すべく旅したいなと思っています。2月の半ばにベトナムに観光に行ったのですが、カンボジアのお隣なのに発展度も違うし交通手段も違うしで衝撃を受けたからです。それぞれの国の雰囲気や違いを感じつつ、英語の向上にも取り組みたいです。
あ、1ヶ月もカンボジアにいたのに訪れていないアンコール・ワットにも次回必ず行きます!!(笑)

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サムライ君からひとこと

カンボジアにまみれて、失敗を繰り返しながら少しずつ成功体験を積み重ねていった西村さん。まさに、サムライカレーでやって欲しいことを体現してクレタでござる。

失敗してもいい、ガンガンやるでござる、のとおりに動き続け、やがて自分で責任感を感じ、粘り強く努力することを覚える。そして、それを現地の人たちに現地のスタッフと協力しながら行える、ここまでできた西村君は、きっと世界のどこの国にいっても仕事ができる人材への第一歩を踏み出したでござる。

この調子で、ガンガン進んでくだされ!

 

追記
1月の1ヶ月間サムライカレーにやってきた西村君。帰国後すぐに就職活動をはじめ、4月末にはとある企業に内定をもらうことができました。

「サムライカレーの話しは、どこの企業の面接官も興味を持ってくれるので、会話をするのに役立ちました。カンボジアで寿司を売るのも、企業の面接でもコミュニケーションが大事。

一方的に話すのではなく、まずは相手に興味を持ってもらい、そこから話し始めることで、信頼関係を築いていけばいいということを学び、実践できたと思います。
ただ、話しに力が入りすぎて、しゃべりすぎてしまうのが課題でしたが」

例年、サムライカレー参加者は、就活で内定とるのが早いです。
それは、こんな風に、現地でコミュニケーションの大切さを実地で学び、人に伝えたくてしょうがないくらいの強烈な体験をするからです。

「知らない外国人に商品を売る」ことと「知らない面接官に自分を売り込む」ことは一緒。その方法を身体で覚えるのがサムライカレーなのでござる!

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