インドでのインターン経験で気づいたビジネス英語に必要なもの 〜 井上裕貴さん

井上裕貴さんは、自身の留学の経験によって培った英語をビジネスの場で試したいと思い、今回インドでのインターンを3週間経験してきました。

日常で使う英語とビジネスの場で使う英語にはどのような違いがあったのか?
また、インドでのインターンを経験したことで、どういった学びや気づきを得られたのでしょうか?

いつインドでのインターンを経験しましたか?

大学二年生の春休み。2019年2月から3月のはじめにかけて3週間経験しました。

3週間のプログラムのなかで一番印象に残ったことはなんですか?

自分は過去にアメリカでの留学経験があり、英語が喋れるということもあったので、今回は自分の英語がビジネスで通用するのかを試せる国でプログラムを受けたいと思っていました。
3カ国候補があったんですけど、そのなかでもインドが一番難しいと聞いたので、今回インドでプログラムを受けることにしました。

じつは、日本でもインターンの経験がなかったので、プログラムを受けるはじめはもの凄く緊張したことが自分のなかで印象的でした。
今回、日本で働くことを目標にしているインド人を対象とした語学学校で業務を経験したんですけど、日本語を教えるだけではなくて、現地の学校に訪問をして「日本で働きませんか?」と呼びかける営業も経験しました。

実際に現地で業務をおこなったなかで、難しかったことや上手くできたことはありますか?

僕自身、エンジニアに関する知識がなかったので、プレゼンでエンジニアに関する専門的な話しができなかったことに難しさは感じました。

そういったなかでも、ターゲットとなるインドの学生が何を求めているのか、どういう声掛けをすれば興味を持ってくれるのか、といったことに焦点を合わせて、英語でプレゼンできたのは、上手くできたことだと思います。

留学で習得した英語とビジネスの場で使う英語の違いはありましたか?

日常で使う英語と比べて、ビジネスの場では丁寧な言葉遣いが求められることに違いを感じました。
アメリカの語学学校では、生徒と先生という関係ということもあり、あまり丁寧な英語は使っていませんでした。
今回のインターンでは、ビジネス場で求められる丁寧な英語を指導していただき、今まで自分が使ってきた英語では、ビジネスの場で通用しないと痛感させられました。

3週間過ごしたバンガロールの町で印象に残ってることはなんですか?

元々、自分のなかでのインドという国はゴミが多かったり、水が不足してたりするイメージがありました。
ただ、実際に現地に行ってみると、想像してた以上に町が綺麗で驚きました。

食べ物に関しても、インド人はカレーばかり食べているイメージがありましたが、意外と中華料理や韓国料理、チベット料理などの色んなジャンルの料理があって、意外と生活しやすい国という印象を受けました。

この3週間のプログラムのなかで一番印象に残ったことはなんですか?

将来、自分が進みたい道がより具体的になったことです。
元々、漠然と教師になろうと思っていましたが、今回のプログラムでビジネスを経験したことで、ビジネスの奥深さや難しさを痛感し、ビジネスを知ることは日常生活にも関わることが多いと気づきました。

また、今回教育をビジネスにする語学学校でインターンを経験したことで、教師としての自分をどうビジネスにつなげるのか?という役割を担うことができ、具体的に教師がどのようにして世の中の役に立っているのかがわかりました。

そういった学びや気づきを得られたおかげで、ビジネスの魅力というものに惹かれ、将来はビジネスもやってみたいと思うようになりました。

では、今回のプログラムをきっかけに今後の就職活動では、教育に関するビジネスができる会社を目指すということですか?

はい。今はその方向性で就活を進めていこうと考えていて、日本の企業だけではなくて、海外の企業も視野に入れています。

最後に、今回のプログラムで一番学んだことはなんですか?

自分が考えている限界というものは、超えられるものだと思ったことです。
じつは、今回のプログラム中に、精神的にも体力的にもストレスがかかってしまい、体調を崩してしまうことがありました。

でも、そこで踏ん張ってやるべきことを取捨選択して、やるべきことに集中したことで、自分が思っている限界というものは全然超えられるものだと学ぶことができました。
この経験から、自分の可能性というのは切り開いていけるものだと思いました。

#サムライ君からひとこと
今回のインドでのビジネス体験によって、日常英語とビジネス英語の違い、ビジネスの奥深さや魅力、自身の可能性などのさまざまな学びや経験を得られた井上裕貴さん。

アメリカ留学で英語を学んでから、インドでのビジネス経験というものは、一つ高くなった壁にチャレンジすることでしたが、今回その壁を一つ超えたことで、次のステップアップに繋がっていくのではないでしょうか。

今はまだステップアップの途中かもしれませんが、壁を一つずつ乗り越えていくことで、知らないうちに高いところにたどり着くかもしれません。
井上裕貴さんの今後の活躍に期待しています!

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