桑原亜佑子さん~「与えられたことだけをする」からの卒業

桑原亜佑子さん(2014年10月生)

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大学生の桑原さんは「与えられたことだけをする」性格だった、と自分で自分を氷解していました。
そんな自分を変えるためにやってきた、サムライカレー。
異国の地のカレー屋で、彼女は何をえたのでしょうか?

Q.サムライカレーで学んだことはどんなことでござるか?

やろうと思えばなんだってできるということです。一見無理そうなことでもまずはとりあえずやってみました。もちろん失敗することもありましたが、そこで終わりにせず何度もトライしていくことで最終的にはなんとか形にすることができ、案外やってみたらできるもんなんだということを学びました。また、その成功が自分の自信にもつながりました。

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Q.サムライカレー1ヶ月で、自分自身が成長したと思う事はどんなことでござるか?

一番大きな成長は、自主的に行動できるようになったことです。
私は昔から与えられたことだけをやるのみで、自分から何か発信したり行動したりすることはありませんでした。自主的に行動することが仕事をするうえで、とても大切になってくるというのはわかってはいたのですが、失敗したらどうしよう間違えていたらどうしようという気持ちからなかなか実践することができませんでした。

しかし、自分たちで案を考え何かをゼロから作り出すという作業の中で、気づけば自分から行動することが多くなったなと感じます。
消極的な自分を変えたかったので、この成長は自分にとってすごく大きなものでした。

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Q.なぜ、そのような成長ができたと思うでござるか?

自分から動かないと何もできない、置いていかれるという環境の中にいたからだと思います。
以前は自分がやらなくても他の人がやってくれる環境の中にいたので、いつも誰かに頼りながら、やれと言われたことだけをこなすだけでした。しかしここでは、みんなが自分の仕事を自分で見つけて取り組んでいくので、自分から行動しないと何もできません。

私も最初はどうしようと悩みましたが、周りに置いてかれないようにといろいろ挑戦してみました。そのことが自然とこの自主的に行動するというのにつながっていったと思います。また、他人から言われてやるのと、自分で何かを作り上げるのとでは味わえる達成感が違うなと感じました。

Q.「まだ自分には足りない」と感じていることはあるでござるか?

たくさんありますが一番は語学力です。カンボジアでは多くの人が英語を話せて、お店のスタッフとも会話をするときは英語でした。私は全く話すことができなかったので、ボディーランゲージやなんとなくの雰囲気で自分の言いたいことを伝えていました。

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相手もちゃんと理解しようとしてくれるので特別困った思いはしませんでしたが、やはり自分の言いたいことをきちんと伝えられないことや、相手が伝えようとしていることが聞き取れないときはすごく悔しかったです。

Q.今後、どんなことに取り組みたいとおもうでござるか?

自分の考えを形にし、それを海外に伝えるような仕事をしたいです。今までは海外事業というのは壁が高すぎて全く選択肢になかったのですが、
今回の経験で少し身近に感じることができたので、海外で働くというのも視野に入れて考えてみようと思いました。なのでまずは、英語の勉強からはじめます・・・

サムライ君からひとこと

「自分で仕事を見つけられない」というのは、大学生だけでなく、日本のビジネスパーソンの多くの人が言われること。では、日本人はそれに向いていない国民なのか?と言われると、そういうわけではござらぬ。

自分でやらなきゃいけないことが起こった時に、人は自分をやるのでござる。
サムライカレーをきっかけに、ぜひ、「自分から動ける人間」に育ってほしいでござる。(あと英語の勉強も頑張れ!)

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