やったら、わかった!ビジネスのキモはプランではないことが

我々は、カンボジアでものを売る前に、市場調査を行います。

競合50店舗を分析して、現地の人にヒアリングをして、試食会もやって。

これだ!と決めた商品!

これが、売れるんでしょうか!

売れないんです!

売れる理由はちゃんと説明できるんです。
数字によるエビデンスもあるんです!

でも、売れないんです。

今回売ったのは、ロシアンマーケットという、どローカルのマーケット。

ここで、クレープを売ろう!という話になりました。
ヒアリングをした人が喜んで食べてくれるような商品を作り、試食会でも喜んでくれた。
そこで「いくらだったら買う?」というアンケートをとって、その結果を踏まえて、販売!

でも、売れないんです!

ヒアリングで答える建前と、実際に感じている本音は別もの。
アンケートで答えるお金と、実際に払うお金は別もの。

マクドナルドがアンケートとって「新しいメニューに加えてほしいものは?」でダントツで多かった「サラダ」を売り始めたら全然売れなかったのと一緒です。

だから、実際に売ってみることが大切なのです。
実際にお金をだして、実際に食べるお客さんの顔を見て、そこから調整をしていくんです。

そうやって、調整をしていくと、売れるタイミングが来るんです!

そして、値段や見せ方、宣伝の仕方がハマると、売れ続けるんです!

「なんか、ビジネスプランコンテストって意味がないってことがわかりました」

そうなんです、プランはプラン。当たっていることもあれば、当たっていないこともある。
実際にビジネスをはじめて、実際に売ってみて、実際にお客さんに提供して、そこからが本当の勝負の始まりなんです。

だから、ビジネスは、実際にやらなきゃ意味ないんです。