【就活講座その6】面接で伝えることは「私は◎◎ができます。だから私を仲間にしてください」
「就活の面接で、給料や残業時間、福利厚生を最初に聞くのはどうでしょう?」
「真っ先に聞くのは、ダメです」
なぜダメなのかというと、面接は原則「あなたが企業に買ってもらう取引」です。
だから、最初に話すべきは「あなたが企業にとってどのように役立つか」なんです。
例えば、家電量販店に行ってカメラを買おうとするとき、買ってもらう側の店員が最初から「あなたはカメラにいくら払おうと思っていますか?」から言ってきたら、感じ悪いでしょう?
店員には「どんな用途でお使いですか?お子さんの運動会を撮るならこの系統、あまり動かない風景なんかを撮るならこの系統がおすすめです」
というように、まずは、そのカメラの性能を説明して欲しいじゃないですか。
で、最後に、
「選択肢としては、これらになります。あとは、ご予算に応じてお選び頂くのが良いかと思います」
となると、スムーズに商談はすすみますし、だったらちょっと高い奴買っちゃおうかとも思いますよね。
面接官が知りたいこと
面接で、面接官が知りたいことは
「この就活生は、うちの会社に入ったらどんな仕事をしてくれるだろうか?」です。
最近は、面接の結果によって初任給を変えている企業も増えていますので、面接前半の段階で給料の話を聞いても「いや、それはあなたの実力次第で」となってしまいます。
だから「私は、こんな仕事ができます」と相手に納得させてから、給料の話をしなきゃいけないのです。
この2つを準備しろ
納得させるためには2つの情報を用意しておく必要があります。
ひとつが、企業がどんな仕事をしているか、どんな人材を求めているかリサーチする。
もうひとつが、自分がどんな仕事ができるか、体験談を準備する。
就活講座2でお伝えしたように、企業がどんな人材を求めているかは、会社四季報業界地図を読んでから、有価証券報告書などを読めば、あらかた想像はつきます。
なので、あとはそれにあった体験談を作ればよいのです。
「有価証券報告書によると、御社は日本の児童向け教材を中国で販売し、今は東南アジア向けの拡販の準備をしているとのことでした。
私は、カンボジアで、カンボジア人の人にアンケートをとり、売れる商品の仮説を立て、試食会を行いアレンジをし、実際に販売するというインターンシップを体験しました。
その際に、具体的に行ったことは・・・
このようなことを、御社の海外事業部でやらせていただければ、きっと御社製品に現地向けローカライズ及び現地のでの拡販にお役に立てるはずです。」
これが言えれば、面接官は「確かに、役に立ちそうだな」と思ってくれるはずです。
このように、会社のことをきちんと調べ、自分が得意な仕事を見つけ、会社の役に立てる理由を具体的なエピソードを添えて提案すれば、面接はそんなに落ちないんです。
準備をすれば、何とかなるのが、日本の就活。
みなさん、学生時代に、しっかり準備をしておいてくださいね。
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