【就活講座その5】学歴フィルタの破り方
前回、1dayインターンとか会社説明会は、何の意味もないというお話をしました。
とはいえ、これを通過しないと1次試験を受けられない場合もあります。
で、仕方がなく受ける必要があると。
しかし、さらに残念なことに説明会すら受けられない場合もあります。
これが「学歴フィルタ」という奴です。
リクナビなどのサイトで人気企業の説明会に申し込もうとすると「満席」の表示が。
でも、東京大学在学中の友人が同じ会社の説明会に申し込もうとすると「空席あり」が表示される。
所属している大学によって、空席の有無が変わる。低偏差値の大学は説明会すら受けられない!これは差別だ!
と、いうのが「学歴フィルタ」です。
しかし、これには簡単な破り方があります。
「申し込みできなくても、説明会会場に行く」
です。
このからくりを解説します。
なんで学歴フィルタを作っているのか
学歴フィルタをつくる会社は人気企業です。
応募者が多すぎて、選考するのが面倒なところ。
応募者の質をできるだけ下げずに、できるだけ手間をかけずに、応募者の数を減らしたいのがホンネです。
学校名というのは、ものすごく簡単に選別ができるので、手間がかからないのです。
じゃあ、低偏差値の大学に優秀な人がいないかというとそうでもありません。
しかし、高偏差値の大学の方が優秀な人の率が高いのは、彼らの過去の採用者の実績からある程度見えてます。
優秀ってなに?
その優秀さなのですが、ひとつの指標が「行動力」です。
会社の人事部がよく言うのが
「行動力のない新人は、本当に手のつけようがない」です。
やることを指示しても、やり方を教えても、何も動かない人。
こういう人を採用してしまったら、人事部としては、最悪です。現場から凄まじいクレームがきます。
そこで、初期の選考ではこういう「行動力がない人」を落とします。
偏差値の高い大学に入学した人は、それなりに難しい入学試験を、頑張って勉強することで突破し、成功したという体験を持っています。
かなりの天才でない限り、行動して、成功した実績があるわけです。
したがって、行動力がある人が多い。
学歴で、選考するというのはこのレベルなのです。
申込なしで説明会会場に行くとどうなるか
では、低偏差値の大学に行っているから説明会に申し込めなかった人が、説明会会場にいくとどうなるでしょう?
説明会の会場はだいたい席が余っています。
なぜなら、大学生はドタキャンをする生き物だからです。
で、人事部的には、空席があると格好悪い。
説明会に、社長や役員が出席するならなおさらです。
通常椅子を隠すのですが、それにも限界がある。
そんなところに、申し込みしていない人がきたらどうでしょう?
まず、空席が埋まるのでラッキーです。
そして、申込もしてないのに、会場に現れて
「申込はできなかったのですが、御社の説明会をどうしても聞きたくて、会場まできてしまいました。立ち見でもいいので、話だけ聞かせて頂く事はできませんでしょうか?」
などと言う人は、少なくとも行動力があると言えます。
つまり、落とす理由がないのです。
むしろ、プラスに働く場合が多いです。
と、いうわけで、説明会に申し込めなかったときは、
「無視して会場に行く」
が正解です。
学歴フィルタガーとかいって拗ねているのは、行動力がない人の言い分けなんです。
次回は、面接で話す事を具体的に解説します。
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