【就活講座 その1】就活、一番最初やるべきことは、コレだ!

さあ、就活シーズンが迫ってきました。
3年生はそろそろ動き出さないとヤバイですよ。

「動き出せと言っても、何をすればいいか分からない」
という人に、最初にやるべきコトをお伝えします。

■最初にやるべきコトは「今、自分が知らない企業の名前を知ること」

一般的な日本の大学3年生が知っている会社の数は、せいぜい100社程度です。
それに対し、求人をしている会社は、数万社あります。
つまり、日本の大学生は、会社のことをほとんど知らないのです。

そして、今は求人が多く、就活生の数の1.88倍の求人が出ています。就活生全員が内定を取っても、まだまだ余るくらいです。
しかし、学生が知っている、従業員5000人以上の大企業の場合は、求人倍率は0.37倍。
だいたい、3人に1人くらいしか内定がとれません。
テレビCMなどをやっている超有名企業だと、さらに倍率が高くなります。

つまり
「今、あなたが知っている会社は、ほとんどの大学生が知っている会社であり、倍率がすごく高く、落ちる確率が高い」のです。

普通の高校生が、東大と早稲田と慶応だけを受けるような感じですね。

だから、最初にやるべきことは、「今、自分が知らない企業=他の大学生も知らないから、競争率が低い会社の名前を知ること」なのです。

 

■興味がある会社を知るための近道は「業界」!

では、今知らない会社を知るためにはどうすればいいのでしょうか?

会社名を調べるにしても、自分の興味がない会社の名前だけ知っても意味がありません。
そのために、「業界」を知る事が大切です。

業界とは「自動車業界」とか「銀行業界」とか、同じような仕事をしている会社の分類みたいなものです。
自動車に興味がある人は「自動車業界」を調べると、誰でも知っているトヨタや日産、ホンダだけではなく、自動車部品会社のデンソーや矢崎総業、アメリカの電気自動車を作っているテスラや、電気自動車の電池を作っているGSユアサや日立ビークルエナジーなどが見つかります。

こうやって、自分の興味がある業界をみつけ、そこにどんな会社があるかを調べるのが近道なのです。

そのために便利なのが「会社四季報 業界地図」

 

この本は、このように、見開きでいろいろな業界の説明、今後の展望、最近のトピック、そして代表的な会社名が書いてあります。

これを読むだけで、その業界がどんなことをしていて、どんな会社があるのかを知る事ができるのです。

 

■会社四季報 業界地図をめくれ!

とはいえ、会社四季報 業界地図は250ページ以上あり、全ページ読むのは大変です。
そこで、まずは、業界地図の紙の本を購入し、全ページ、ペラペラめくってください。

とりあえず、業界名だけ読んでみて、興味があったらページを折って次に進む、興味がなければなにもせずに次のページに進む。
これを繰り返して、とりあえず、250ページチラ見してください。15分もかかりません。

そして、折ってある業界のページをしっかり読み、その業界にある会社の名前を知ってください。

こうやって、自分が興味がある業界を増やし、会社名とだいたいどんなことをやっている会社かを知る事が、就活の第一歩なのです。

次回は、会社名を知ったら、次に何をするかを説明します

【就活講座 その2】会社のWebページは、ここだけ読め!

就活講座 目次

 

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