【3分でわかる】カンボジア・プノンペンでの犯罪対策

地雷、貧困でおなじみカンボジア。
今回は、楽しいカンボジア・プノンペンライフを送るために気を付けなければいけない犯罪について紹介したいと思います。

 私たちがプノンペンで生活をしている分にはあまり怖い目には遭いませんでした。
とはいえ、後から考えると犯罪に巻き込まれるさわりの部分は体験していました。どんな目に遭ったのか、大事にならないためにはどうすればいいのかをお伝えします。

 犯罪

トゥクトゥクの運賃詐欺

市内を走る電車はなく、バスも数えるほどしかないプノンペン。交通手段はバイクタクシーかトゥクトゥク(オート三輪)に限られます。

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バイクタクシーは交通事故のリスクが高いため、私たちが主に使ったのはトゥクトゥクです。
残念ながら、トゥクトゥクにメーターはついていないので、料金は全て交渉。旅行者がトゥクトゥク利用時に相場以上の料金を請求されてしまう事も多いです。

相場は、近距離なら2ドル、中距離なら3ドル、遠くて4-5ドル、市内から空港までで6-8ドルといったところ。しかし、悪質なドライバーにいきなり10ドル以上を請求されることもあり、支払いを渋っているといきなり切れられたり、脅される可能性もあります。

⭐️対策
①乗車の際は、しっかりと目的地値段を確認する
最初のうちは、乗車する前にどのへんに行くかを伝え、値段を交渉しましょう。交渉するときはフレンドリーに。
ただ、住所を言っても、地図を見せても分からないことが多いので、「ロシアンマーケット」とか「トゥールトンポン」とか「プノンペンタワー」とか「モニボンストリート」とか、有名なスポット、地名、大きな通りの名前をいうのがお勧めです。

目的地に近づいたら、
「まっすぐ!=タウトロン」
「右に曲がって!=バッ スダム!」
「左に曲がって!=バッ チュヴェーン」
「止まって!=チョップチョップ」
というクメール語を使って、目的地に誘導しましょう。

また、一部のドライバーは、自分で地図を持っています。人の地図は理解できないのですが、彼らが持っている地図で場所を示すと理解してくれるので、有効活用しましょう。

②降りる際は、約束の金額を渡してその場から立ち去る

最初にきちんと値段を決めていれば、降りるときに揉めることはほとんどありません。でも、念のために、お金を支払ったら、さっさとその場を離れましょう。

最初は面倒ですが、慣れてくるとそれなりにスムーズに移動ができるようになります。
ちなみに、イオンモールなどではタクシーが拾えますが、値段はトゥクトゥクとあまり変わらず、メーターがついていて値段交渉も不要なので、積極的につかいましょう。

 あと、空港からのタクシーは値段固定でメーターもなければ、交渉も効きませんので、出発前に空港の職員に言われた金額を素直に払いましょう。


トランプ詐欺
これは、旅行者が街中、観光名所、ショッピングモールなどで、仲良くなった外国人に家などに招かれ、カードゲームでの必勝法を教えられてカード賭博に参加させられて、お金を巻き上げられるという詐欺です。

地球の歩き方には何十年も前から載っており、どこの国でもある手口なのですが、定期的に日本人がひっかかります。
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⭐️対策
①フレンドリーな外国人には気をつける
「外国で日本語で話しかけてくる人はだいたい詐欺」という言葉をココロに刻みつけましょう。
外国人と話ができてラッキーなどと思うかもしれませんが、外国人となかよくなりたければ、こちらから話しかけなくてはダメです。


②家に誘われても行かない
「知らない人にはついていかない」という言葉もココロに刻みつけましょう。
日本で話しかけられて、いきなりその人の家に行ったら危ないように、外国でも知らない人の家に行くのは危険です。
話をするなら、カフェやレストランで。鉄則です。

実は、私たちの中の一人が、イオンモールの中で、日本語で
「今度娘が日本に留学に行く」
「日本のお札を見せてくれ」
などと話しかけられました。

時間がなかったのと、待ち合わせがあったので、あまり深く話さずにすぐお別れしたのですが、後から考えると、あれが詐欺への誘いだったのかもしれません。

彼らも捕まるのを恐れているので、上記の2つの教訓を覚えておけば、無理矢理連れて行かれるようなことはありません。毅然とした態度で対応しましょう。

このように、日本で言われている程危険ではないのですが、だからといって安心して無防備になっていると犯罪に巻き込まれる可能性はあります。
特に、慣れてきた頃が危険ですので、気を引き締めて、楽しいプノンペンライフを送ってください!

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