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大谷冬馬さん (一期生)

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大学を一年休学して、フィリピンに英語留学をしていた大谷さん。建築学科でデザインなどを学んでいた彼は、店の立ち上げに必要な、看板、ユニフォーム、名刺など様々なデザインを担当しくれました。

そして、1ヶ月の経験ののち、自分も知らなかった自分自身の新たな一面に気付いたそうです。

Q.なぜ、サムライカレープロジェクトに参加しようと思ったのでござるか?

学生のうちに、アジアで働くということのシミュレーションをしてみたいと考えたからです。

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私は現在、大学4年生で、建築を専攻しています。 3年次までは講義や課題の傍ら、学内広報誌の発行や地域ブランド育成などの課外活動に没頭していました。
そして昨年、「建築」「海外」「キャリア(就活)」の3つを柱として自分自身の興味・関心や可能性を広げるため、1年間の休学を決めました。 その取り組みのひとつとしてフィリピンに英語留学をしていた際、海外就職研究家のもりぞおさんとお会いする機会があり、まだ企画段階だった本プロジェクトのお話を聞かせていただき、参加を決めました。

Q.プノンペンの町はどうだったでござるか?

思っていたより住みやすい街でした。これまで東南アジアの都市をいくつか訪れましたが、道はわかりやすくて幅も広く、渋滞もそれほど激しくないので、比較的スムーズに市内を移動できました。

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とはいえ、モノの入手性は悪く、質のよい生活必需品や食べ物を手に入れることが難しかったです。 この点に関しては、現在建設中のイオンモールが一挙に解決してくれることでしょう。

Q.サムライカレープロジェクトでどんなことをやったでござるか?

「カンボジアでカレー屋を立ち上げる」という前例のない課題に取り組むため、メンバー全員がPDCAサイクルを意識してプロジェクトを「爆速」で進めました。

私はイラストレーターやフォトショプなどのソフトを多少扱うことができたので、メンバーの中でも特にデザイン関係を担当していました。

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名刺、ポロシャツ、看板、チラシ、メニューなどのデータを次々と作成して、業者へ発注していたのですが、 店の前に立てるのぼり旗を注文したはずが、なぜか金属枠の看板が届いたり、 印刷屋に名刺を受け取りに行ったら、「インクを切らしたからまた明日来て」と言われたり… そんな日本では考えられないようなアクシデントが毎日のように起こりました。

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そして、日本語ができる現地の人と協働すること、現地の言葉を理解することの重要性を知りました。 外部業者とのやりとりでは、双方の拙い英語で進めるよりも、通訳を介するほうがスムーズに事が運びました。

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また、サムライカレーを知ってもらうためには、クメール語による記述は必要不可欠でした。 名刺やチラシなどには、日本語だけでなく英語とクメール語を併記するのですが、英語はともかくクメール語に関しては全くわからないため、雇っているカンボジア人学生のアルバイトに内容を伝え、それを入力してもらいました。

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現地の人とのコミュニケーションは、現地語での挨拶から始まります。「スオスダイ!(こんにちは)」「オークン!(ありがとう)」 海外で働く際、英語だけでなくその国の言語を学ぶ姿勢は、現地の人々からの信頼を得るための第一歩です。

Q.一番印象に残ったのはなんでござるか?

1期生の最終日、サッカースタジアムでサムライカレーパンを100本売り切ったときです。

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数日前から街中で十数本ずつ販売を始めたところ予想以上に売れ行きがよく、その日は100本売ってみようということになりました。 試合開始前やハーフタイムなどのタイミングを見計らって行商人さながらに売り歩き、ついに売り上げ目標を達成したときのことが忘れられません。

Q.やり残したことはあるでござるか?

ゼロから店を立ち上げ、さぁこれからというタイミングで第1期が終わってしまったので、やりたかったことだらけです。

その中でも、カレーの仕込みや接客などをマニュアル化し、カンボジア人に任せることに関しては、2期以降で実現できているので、今後もうまくやってほしいなと思います。

Q.これからなにがやりたいでござるか?

このプロジェクトを通して、自分は「海外で働きたい」「意外と外向的である」ことを知ったので、積極的に海外に進出している企業に就職したいと考えています。

大学では理系ということもあり、1日中研究室にこもってパソコンと格闘していることが多かったのですが、他にも活躍できるフィールドがあることがわかりました。

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Q.サムライカレーのあと、就職が決まったと聞いたでござるが?

サムライカレー参加前から、「海外で働きたい」という希望はありました。
ただ、もりぞおさんのblog記事で、「新卒から海外で働くのはおすすめしない」というのも読んでいて、どうすべきか考えていました。

そこで、若いうちから海外で働くなら、海外で働くなら、海外勤務をしてくれる人材が少ない会社に行こう!ということで、仕事を探すことにして、その準備のために、国内インターン、フィリピン留学、サムライカレーという経験を積むことにしたのです。

そして、とある地元の中小企業を見つけ面接を受けました。
その企業は数年前からアジアのみならず欧州や南米など、世界中で自社製品の販路を拡大していて、建築専攻で英語ができ、積極的に海外に出ようとしている人材を探しているそうです。

「とにかく人が足りないので、入社後すぐに海外出張の機会が何度もあります」とのお話しに、思わず胸が高鳴りました。

面接の時に、ベラルーシ人の上司に
「カンボジアでカレー屋を作りました」
といったら非常に驚かれ、
「カンボジア人のスタッフを雇うために、自分たちで面接を行ないました」
といったら、「詳しく話を聞かせてくれ」ということになりました。

ここで、サムライカレーで工夫したこと、苦労したこと、達成したことを伝えることができたのが、採用に繋がったと思います。

来年から、この会社で働くのが楽しみでなりません!

サムライくんよりひとこと

メンバーで唯一デザインができる冬馬くんは、Macを使っていろんなものを作りまくってくれたでござる。
でも、一番生き生きしていたのは、サムライカレーパンを売っていたとき。Macに向かって集中するだけではなく、外にでて、人に会って、物を売る。そんな仕事も自分に向いていると知れたことは今後の人生の大きな財産になったはずでござる。

デザインのスキルと、外向性。その両方の特技を活かして、世界を股にかけて活躍してほしいでござる!
ちなみに、新しい会社の上司はベラルーシ人、同僚はエジプト人と韓国人と、中国人。サムライ魂の見せ所でござる!

福田健太さん、大谷冬馬さんのインタビューはこちらもどうぞ!

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