サムライ伝説その6-1 サムライカレーパン 1000本販売プロジェクト!(イノベーションを伴う準備編)

back8_1 5-2 サムライカレーパンを作ろう!(作ったら全力で売ろう!編)
back8_1b 6-2 サムライカレーパン 1000本販売プロジェクト!(販売スタート!編)

サムライカレーパン1000本プロジェクトをぶち上げて、最初に考えたことが「ホントにそんなに売れるのか?」ということです。
これは、やってみないとわからない。でも、どこで売るかを考える必要があります。効率的に、売れる時間に、売れる場所に行って売る必要があるのです。

人が集まりそうなところ、飲食の売店が不足していそうなところを回って売れるところを探していくサムライズ。その結果をプノンペンの地図に書き込んでいくと、プノンペンホットスポットマップが出来上がっていきます。

さらに、メンバーの一人が「CJCC(「知る」研修の舞台)での販売許可をもらいに行ってもいいですか?」と提案してきます。

「いや、あそこはお役所だから、そんな数日で許可でないっしょ…」
「だいじょうぶ、爆速で決めてくるので、とりあえずいかせてください!」
「じゃ…承認。」

実は、彼は既に現地でスタッフに根回しを始めていたらしく、数時間であっという間に販売許可を取ってきました。大学生なのに、根回しとかナチュラルにやっちゃうってすげえな。

こんな風に、売る場所は増えていきます。
これを元に、行動計画を作れば、最善は尽くせる!

こうやって販売計画は作っていけるのですが、冷静に考えてみて、一番の問題は製造でした。

1日に40食くらいをへとへとになりながら作っていたサムライカレー。しかし、サムライカレーパンを1000本作るのに、400食分のカレーを作る必要があるのです。1鍋40食なので、10鍋。

1鍋を作るのに必要な時間は4時間強。10鍋、40時間!?

ちゅか、この分析で、大して客も入っていないカレー屋を一日4時間稼働させるのにこんなに疲れた理由が分かりました。カレー作りが大変すぎるのです。

じゃあ、どうする?ここからはじまるKUFU!

コンロは二つある。だったら、かき混ぜ工程は2鍋平行でできるよね。
野菜を切る工程は、シンクだからさらに平行でできるよね。
かき混ぜは、単純な工程だから、入社一日のカンボジア人でも全然問題ないよね?
じゃ、雇っちゃう?どこで?路上?

こんな話し合いをした後、私は、別の仕事をするために近所のカフェに行っていました。そして、数時間後キッチンに帰ってくると

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カンボジア人のおっさんが、カレーかき混ぜてるー!

「とりあえず、5時間5ドルでやってくれるそうです!ちゃんと、手洗い、消毒してます!」
どうやら、身振り手振りで雇ってきたようです。

「時給とかの概念がないので、時給1ドルって言っても通じないんですよね。だから、6時までかき混ぜたら5ドルあげるって言ってあります。」

ずーっとかき混ぜ続けると飽きちゃうので、3人雇って40分稼働、20分休憩にしたり、音楽をかけたり、ちゃんと仕事をするように工夫をしています。また、彼らにスパイスの分量とかを量らせるのは不安なので、その辺は日本人スタッフがやります。

作業を分析して、適切なリソースに割り当てる。これは、工場とかでやっている工程分析の基礎です。(ちなみに私は元自動車会社)
こんなことを、自分たちで考えてやっちゃうところに、彼らの可能性を感じるのです。

このやり方で行くと、どうやら1日7時間稼働×2日で、カレーパン1000本分のカレーは出来そう。さらに、カレーをパンに挟む作業も、人でさえそろえば1時間程度で行ける。目処は立った。あとはやるだけ。

サムライカレー1000本プロジェクトのあとも、このやり方を踏襲すれば、1度に大量のカレーを製造し、それを冷蔵保存しお客さんに提供する形にできます。(保存方法や保存期間を検証する必要はありますが)
そうすると、仕込みの回数を大幅に減らせます。空いた時間は、新メニューの開発やサムライカレーパンのサプライチェーン構築などに回せます。

だるい仕事を省力化、外注化し、クリエイティブな仕事を自分たちでやる!これが、楽しく仕事をする鉄則です!

こんな風に、サムライズは、仕事を楽しくする方法を実地で学んでいくわけです。

さあ、1000本売るぞ!

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本連載は、毎週1回更新されます。
6-2 は8/17(日)公開予定。

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